月2回、近くの空き地に移動図書館がやってくる。我々の区は、子供が数名で、利用する人は少ない。当方も、市の中心地にある図書館を利用しているが、コロナ禍で、外出自粛しているので、移動図書館を利用することが増えてきている。図書館はつつきはっけん研究会開催で活用した関係で、職員さんとも顔なじみの方が多いが、移動図書館の担当の方は、今年から担当しているらしく、面識がないが、「こんな本ありますよ、見ていってください」と優しい言葉をかけてくれる。本の返却、借り手続きが終わり、自宅に戻るときに、「良いお年をお迎えください」と笑顔で丁寧な言葉をかけていただいた。思わず、「ありがとうございます」と小声でつぶやき、帰宅したが、久しぶりの若者の優しい言葉に気持ちが和らいだ。昨今、世の中が殺伐となり、言動が荒々しく、日本語の劣化を嘆いているので、すこしほっとした気分となった。