政治討論会

昨日は、世界の金融危機や日本の経済対策などの政治討論会が朝から昼まで、続いた。 どの与野党も今日の状況街が意味している事を把握しているようには思えないのは、これまで同様で大した失望もしなかったが、別のことで一つ気が付いた。NHKの司会者やサンプロの田原総一郎の司会ぶりの不公正さや強引な引き回しに、これまでも不快感を感じてきた、どうも不快感では済まないものがあるようだった。 討論会は、討論によって事柄の本質などを明らかにするような場であり、それを組み立て進行するのが司会者の役割だろうと思う。だから司会者はそれなりの見識が必要になる。 田原氏の場合など特に、発言を途中で遮り、自論を優先させるのは問題外だが、 討論では視聴者も含め共同思考が求められるのに、話を乱暴にぶつぶつ切って 思考停止に何ら気付いていない。 昨日討論に参加していた著名な経済学者の榊原氏が著書で表したメッセージを最後まで口にする事ができなかった。あの会の流れの中に言える場はなかった。 著名と言うだけでテレビに出演させたが、あれでは、客寄せパンダに過ぎない。 田原氏がその著書を読んでいなかったかもしれないが、そこは司会者の技術で カバーしても良かった。  こんな事が各局ずーと続いているのだから、殆ど国民にとって唯一と言ってほどの影響力を持つテレビが思考停止の情報を、日曜日の午前中しっかり茶の間まで流すようでは、解決にかなり時間がかかる。 現実をプロデュースほどの力を持つメディアは考えてほしい。
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金子勝

金子勝(慶応大学・経済学者)は時々新聞テレビにも登場する、有名な学者。ひも付きや御用学者でないことは確かだが、人によって左派系の学者?の印象を与えるかもしれない。
  とにかく今日の経済情勢の分析が深く鋭く、先行きの見通し的確さはが、私の知っている限り、最も優れた学者のようだ。
  言葉を飾らず、ストレートに言うので、嫌う人もいるかもしれない損するタイプ。 

  彼の視座は「世界経済」にあるようだ。 雑誌「世界」は(現役の与野党議員や党首、元首相、著名な財界人。幅広いジャーナリストなど)一党一派に偏しない各界のオピニオンリーダーの新しい主張が載る雑誌がある。 友達の紹介で4年ぐらい前から読んでいる。
   世界の11月号に『経済崩壊か、新しい成長軌道か』の政策転換を求める論文が載っていた。 殆どのページは、今日の金融危機の根深さと大きさと原因の分析に当てられたいた。
  誠実さと科学的で論理的な緻密さで納得しやすかった。 
  まとめのほうに、現在行われてる補正予算を危惧しつつ、「制約ある中での景気刺激策は、将来に繋がる有効なものでなければならない。‥ 石油高や食料高に対応する将来に繋がる産業戦略が必要になる。」さらに「農業を基盤として、地域単位で流通や加工を含めた『第6次産業』(?)にする事が求められる。」との提言も加えられたいた。」 
  昨日の寺島氏にしろ、先日の榊原氏、国連のシュタイナイー氏、朝日新聞主筆の特別機構にしろ、今後社会の力になりそうな『新しい芽』が秋だと言うのに出てきた。 
  季節は秋でも、時代は端境期なのだろう。
         金子さんにも力づけられた。

   (個人的には世界や経済を分析するとき、「地球と有限資源」の項が加えられるともっとはっきり分りやすくなるのにと思う。

 でも、もう一息だ! シナリオはここにきて特に順調で、2日に1度は新しい芽の言葉を、メディア上で見るようになった。

 以前、フランスのある経済学者が「目先の利益を追うのではなく、く中・長期て利益を上げる仕組みへと変えたほうがいい。」の言葉を、メディア上ではじめて拝見したのは半年も前の事だった。

メディア批判メディア離れの高まりと共に、時代の底辺は確実に前へ進んでいる、 と思う。

   

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投資②

投資①の続きで考えると、世界や日本が今やっている事はどんな意味を持つだろう? 
 政府や中央銀行の公的資金の金融機関への投入や注入、利下げ。 
 今国会で進める財政出動を伴う内需拡大の景気対策。
  経済対策の名で増税と減税が同じ政府がテーブルの載せる矛盾。 
   急場の火消しや応急措置かもしれないが、投資が(産業と技術)に向かう事を模索しているようには、どうしても思えない。むしろこれまで同様、投資先が反対向きになったままではないか。 

    与野党を超えて、その辺を明らかにしてほしいのだが‥‥  
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投資①

寺島実朗(オピニオンリーダー)は朝日新聞で今日の金融動乱について寄稿した文で、日本の金融機関が将来の業態が不透明な先へ投資することの危険性を述べた後『むしろ、これまでのマネーゲームを、省察し、日本の産業と技術に金融資源が向かう事を模索すべき局面ではないか。』と結んでいる。

   勝手な解釈だが、私の言いたい事を分りやすい言葉にしてくれた感じがした。特に(産業と技術)の中身がちょっとしたらこれまで私の使ってきた(→への産業の方向転換)
と同じ意味かもしれないと思った。
  自分の稚拙な表現が(投資と技術)の言葉でイメージの輪郭がはっきりしたような気がした。  
   寺島実朗さん、ありがとう。  

 

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新しい芽の到達点

書き出しは、「これまでの経済活動は、持続可能ではなかった。地面をただ掘り続けているようなもので、‥‥」そして、「温暖化や水不足、多くの生物の絶滅の危機などから、人類の生存が危機に瀕している」と結んでいる。 
  これは国連環境保護計画(UNEP)の事務局長アヒム・シュタイナーの言葉である。  
  これを読んで、自分の日記と論旨は同じだと思った。  
   こんな心配な事なのに、同志を得たような喜びを感じた。 
   朝日新聞が11月から環境面でコラムで連続で取り上げると言う。 
   この記事を取材した記者は「興味深い視点を披露してくれそうだ。」と期待している。  
 
   かねがねこの日記に思い上がったように大言壮語する自分に心配する事が少なからずあった。  

  自分自身の権威主義がそう思わせたのかもしれない。  
    何はともあれ嬉しい。  
   気のせいかもしれないが、メディアの中に、同趣旨の言葉の登場してくる頻度ががほんの僅かではあるが増えている感じがする。  
   この事は、どんなに小さくても世界的なシステムに位置付いている。  
  「新しい芽」があちこちで芽吹き大きくなって欲しい。   
   こっちの方が、日本の総選挙や政界再編、日銀のやる事よりよりはるかに面白い。加えて世界の経済危機に対して全く【地球】が計算に入っていない論調と行動が 、何ともいえない。
   願わくば、上記の中身を身近な人と「共有出来ればいいな」とと、思う。     
 
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新世界経済恐慌

恐慌の辞書的な意味は、恐れ慌てる事と書いたある。 一日中、臨時ニュースのように世界の株価の暴落や、金融機関や銀行の機能麻痺が伝えられ、銀行によっては預金する事も引き下ろしも制限される国も出てきたことが報道される。世界の盟主のリーダー・ブッシュはなりふり構わず世ヨーロッパの主な国々のリーダーに金融不安の対策を電話で相談したと言う。日本の論議を見ていても、経済学者や政治家状況を飲み込めず、お手上げのようだで、狼狽ぶりが際立つ。 これをどうして恐慌と言わないでどういえば言いのだろう。「経済後退」はマイナス成長が6ヶ月続いて公的に用いられるとも言う。 1ヶ月先の経済が読めない人たちがなぜ「経済の後退」の判断は半年も保留するのか? これでは対策が遅れるのも止むを得ない。

こんなだからか、

国会で論議されてる経済対策は全与野党とも、的を外している気がしてならない。結果は、半年もしないうちに分るだろうけど。   

 

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日銀 市場へ大量資金供給

この1ヶ月間に日銀が市場へ供給した資金の総額を知っている国民はどれだけいるだろうか?資金供給の持つ意味やましてその規模をどうしてはっきり報道しないのだろう。緊急経済対策の総額1兆8000億円の如何は国会で議論され、内訳も報道される。日銀のこの1ヶ月間に市場に供給した総額はほぼ30兆円(見当は付けてはいるが)は殆ど報道されない。日銀の資金供給が今後の経済に持つ意味は多きいいはず。大きいから、急いで大規模な供給しているにも拘らず、なんら明らかにされない。 金融は国家秘密に属すると言われるが、これでは国民は経済の先行きが見えないではない。

公的資金の投入の是非が言われるのに、日銀はフリーパスになっている。

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新世界恐慌

1930年代に世界は経済恐慌に陥ったと言う。今は、それ以来の世界恐慌に至る恐れがあるといわれ、(グローバルクライシス 地球的経済危機)と言われてる。 経済恐慌やクライシスのの定義や違いは分らないが、確かに、失業率、実経済の下落やドルの暴落は80年前は現在以上だったらしい。それが世界を不安定化さ2度の世界戦争の複線になったとも言う。 世界経済の落ち込みの現れは経済環境が異なるから、単純に比較は出来ないだろう。少なくても、予知できず、危機に陥って打つ手を見出せないのを見ると日本では恐慌という歴史的な日本語を使ったほうが良いのではないのだろうか? リダーたちが責任を回避したり、現状を素直に認めたくないものはあるだろうが、現状や、ここに至った原因をはっきり認識しないと落ち着いた対策も立てられない。正に国会論議を見ていると立つ位置を見失いバタバタし、対策にならない対策を次々出して競い、挙句の果て「民意を聞くと」の大義名分で投げ出し、国民に下駄を預ける。こんな形で下駄を預けられても選択のしようもない。時々思うのだが、リーダー達は現状や原因対策を、主張する前に勉強し思索してほしい。それは、国会やテレビの前や記者会見の場でなく、家でじっっくり掘り下げて欲しい。そうしたら、横柄な態度にはならない。    これこそ、危機で、世界経済は新型の世界恐慌と言えそう。 

加えると、前の世界恐慌は領土や市場拡大で世界大戦に

向かったが、今回の新型は、相対的に体力がないから、

国家間の国益から生じた摩擦は増えても、武力紛争はあっても限定的にになるだろう。 

 その辺の予測は国やリーダーによってかなり違い、

  日本のリダー達の先の読みはそんなに良いとはいえないようだ。 

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遺言ナンバーx(遺言好きなどドジ)

67年間でわかったことは3っつ。 ①体の感じ方 ②何事もなければ人も動き出す ③自分は地球の上に立っている   これだけの事だった。死ぬまでこれと付き合えそうだからありがたい。   死んでもそんなに違わないから、家族がどうしてもお墓をがほしいと言うなら、北海道のニセコ近くの山の中に墓石も墓標もいらないから、碁石の一つ二つを気の根っこに置けばその当たりに私の世界。 
   シンプル イズ ビューティ でこれも悪くない。
    北海道の弟は長生きしそうだから、碁石を郵送すれば置いてきてくれるだろう。(勝手に思ってる。) 
  家族は死ぬまでに北海道へ1度ぐらい旅行するかもしれない。その時ついでに見にくるので十分だ。どうせドジは風に乗って星や月、海や山、東京から京都へと、あちこち遊びまわっているだろうから。  
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月よりの使者⑬?

久しぶりに突然,月よりの使者ことドジが大騒ぎしている日本のテレビ見てきた。 ビートたけし司会の政治討論会の中で、ある民主党の議員が膨大な財政赤にしたのは誰か?の問いにすぐさま自民党の論客は【国民。】と答え、「国民が我々を選んだんだ。」と続けていた。 確かに国民の選んだ代表が多数決で膨大な借金を作った。それは聞くまでもなく月でも有名な話で知らないものはいない。 唯、その場にいる多数の学者やコメンテーターや猛などの司会者は突っ込みを入れるどころか、質問した野党でさえ突っ込めないような間合いと雰囲気ををしっかり作っている。

 結局は膨大な赤字財政(失政)の責任は曖昧なまま話題は次へ移った。 国民一人800万円いもなる借金を誰が頼んだろう? 
  赤字国債を出す度、【景気対策】の言葉で経済成長なくして日本経済は立ち行かなくなると、希望と脅しを使いテレビや新聞が進めるべく情報を一方的に流した結果だった事は、月に保存しているビデオを見れば明らかだ。 
  「借金したのは国民」あの言葉を一緒に見ていた日本人はどんな気持ちで見ていただろうか?  感覚的に「割り切れない」ぐらいはあってもいいかなと思ったが、それには無表情で反応せず、間をおいて猛のギャグで舞台上の人は皆ゲラゲラ笑っていた。 
           地球人ってよく分らない。
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