入院患者がベッドに一人きりになった時、連絡手段がナースコールだ。
(どんな場合に押すのか)
「何かあったら押して呼んで下さいね」と気軽にナースに言われるが、どんな場合に押して良いのか、判断に迷う。
飛行機の座席でコールボタンを押して、CAにブランケットやお茶を求めるのとは、ちょっと違う。
ナースはめちゃくちゃ忙しい。
「自分では解決できない」「異常を知らせる」事態でナースコールを使うなど、
忙しい人を呼ぶ理由の合理性が、患者に求められると思う。
(ナースコールドラマ)
過去の入院で、同室患者によるナースコールドラマを経験しているので、ギリギリまでナースコールを押したくなかった。
(ナースコールを押した)
しかし、とうとうナースコールを押す時が来た。
手術後は、痛み止めの硬膜外麻酔が背中に刺さっているが、術後1日過ぎると硬膜外麻酔は外され、飲み薬のロキソニンに変わる。
ロキソニンは、食後1日3回と上限がある。
これって、疑問に思う。
夕食の18時に支給され服用してから、翌朝食の8時まで14時間、ロキソニンの効果が持続するとは思えない。
夜中に、術後の傷痕が痛んだら、どうするのだろうか?
不安は的中した。
真夜中に、薬の効果が切れて、傷痕が痛み出した。切開した外傷だけでなく、胸の内部の傷も広範囲で痛い。
胸の中にはドレーンが残っており、カラダの向きを変えようと、少しでも腹筋を使うと連動して胸に激痛が走る。
痛みを避けて少しずつ手を伸ばして、やっとナースコールを掴んだ。握り締めたものの、どのタイミングで押すか、悶々と考えていた。
もう限界、押さなきゃとナースコールを押した時は朝の5時だった。
駆けつけたナースは、予め準備していたのか、点滴で痛み止めを処方してくれた。
(それでどうなった)
そしてわずか30分後の5時30分に、残念なことに、我慢して掴んだ痛み止めの点滴が外された。
「外しても暫くは、痛み止めの効果が持続します。」とナースは言う。朝食のロキソニンと重複させない配慮なのだろうか。
結果論だが、我慢しないで、もっと早くナースコールを押せば良かったと思う。
きっと、過去に経験したナースコールドラマのせいだ。
私はお産のあと体を動かせず、看護師さんが6月にもかかわらず、厚手の毛布を首まで掛けてくれて暑くて、水も飲んでいなかったので熱中症になったのでしょうね。
もう、ダメってところまで我慢してナースコールして、そのあと大騒ぎになりました(笑)35年ほど前の話です😢
ナースコールをむやみに押すのは困り物ですが、我慢しすぎるのは良くないですよ。処置が遅れると悪化しかねませんものね。やはり、後で大騒ぎになったんですね。
入院の話ではないですが、親知らずを我慢しすぎて化膿してしまったことがありました。歯医者さんにもっと早く来ないと、と叱られたことを思い出しました。
我慢と無理のしすぎは、良くないですよ。ご自愛くださいね。
ロキソニンは肝機能に影響を与えるので上限があるようです。痛みって人の感覚なので、我慢比べみたいになりますね。
我慢強いフーミンさんは、35年前にひと騒動あったのですか。フム。
ありがとうございます。
痛みの我慢加減が、分からないのでした。
どのくらいの痛みで、ギブアップするか難しいところがありますね。じっとしていると痛みに慣れてくるのか、痛みが一時的に治まるし。
親知らずは、痛いのでしょうね。私の親知らずはまだ健在です。