自動車を譲渡した翌日の月曜日、警察署に運転免許証の住所変更手続きに出かけた。
自転車で木陰を探しながら走行したが、炎天下で少し日向に出るだけで、暑い。
沖縄より、暑く感じる。
沖縄は海に囲まれており、気温は海水温度と大きく変わらない。それに、湿度が高いので、強烈な太陽で熱せられても、水分の気化熱が温度上昇を妨げる。
沖縄の環境は、生き物に優しい。
東京の環境は、生き物に厳しい。
警察署は市民に優しいのか、厳しいかなど考えながら、警察署に着いた。
自転車を止めた警察署では、建物の外側にパイプ椅子が並べられ、大勢の人が座っていた。今は建物の影だけど、日差しが変わったら大丈夫だろーか。
こちらの方々は、免許更新に違いないので、通り過ぎて、警察署の正面玄関に向かう。
敷地内は警察官らしき人が至るとこにいて、一般市民は緊張して血圧上がるね。
正面玄関に入ると、入口で笑顔で感じのいい男性と女性が、検温してくれた。こういうのはいいね。血圧下がるね。
正面1階の大部分は、車庫証明と免許証変更が大きく場所を占領しており、昔の警察署とはフロアの作り方が違う。
住所変更は、1番右端の窓口だと、直ぐに分かった。見本を見ながら書類を記入し、沖縄の住所の免許証と、沖縄の住所が入った現在の住民票を持ち、窓口に向かった。
窓口は制服姿の年配の男性で、頭の後ろで手を組んで、椅子にもたれかかっていた。高校生が退屈な授業で、やってしまうポーズだった。
イヤな予感がした。
「住所変更をお願いします」と書類を差し出すと、速攻で、書類不備で追加記入するよう求められた。
「免許の条件等を、書いてください」
おお、気付かなかった。眼鏡等を書くのを忘れていた。条件等には、さらになんかある。
「中型車は中型車(8t)に限る」ってなんだろう。「優良」も書くのかな?
中型車だけ書いて窓口の人に提出したら、受理された。
やあ終わったな、と思って座ったところに自販機があり、ソルティライチを飲んだ。その場でラッパ飲みしてボトルを処分して椅子に戻ったら、名前を呼ばれた。
「はい、免許証です。裏に住所を書きました。次の更新で表の住所が変わります。よく確認してください。」
「お世話になりました。」と言って免許証の裏を見ると、住所が一部違っていた。
カタカナが一字だけ誤記になっていた。
「大したことないかな」と一瞬思ったが、先日の郵便局における、住所の本人確認の厳格さを思い出して、訂正を求めなければいけないことなのだ、と思い直した。
「違ってますよ。「ワ」じゃなくて「ア」です。」
担当の人は、態度が急変した。
住民票を私の手から奪うように取り、確認して、指摘されたカタカナの間違いに気付いた。
「すみません。」
と言って、直ちに免許証の修正作業に入った。
しばらくして、もう一度呼ばれた。
裏面の枠内に、新しい住所と「東京公委」のお墨付きが印刷されたシールが上手に貼ってあった。
さらに、シールの左右の境に、赤字の「東京公委」のハンコが2箇所押されていた。
「あっています。ありがとうございました。」と礼を言うと、2度目の「すみませんでした。」を言われた。
赤いインクが乾くまで免許証をヒラヒラ振りながら、「住所一つのことだけど、運転免許証は自分が自分であることを証明する重要書類なので、丁寧に確実に大切にして行かなくてはいけない」と思ったのでした。
手続きが全て終了するまで落ち着かないですねー
それに加えて東京の猛暑‥
沖縄の木陰で涼むひと時が懐かしくなりますよねー
一つひとつ 沖縄が離れていく寂しさもあります。
東京は暑い💦
いろいろな手続き、暑いなかお疲れさまです!
そうですよ、免許証はとても大事なので丁寧に扱わなければいけませんね!(笑)私が言っても、説得力ないですね〜(*^^*)はははです。
私はマイナンバーカード持っていないので、IDカードそのものです。