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沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

辺戸岬へ

2008-09-16 | 沖縄のくらし
水納島にお別れし、13時の高速船に乗り、本部の渡久地港に着いた。
乗船場のおばさんに、名護行きのバス乗り場と時刻を尋ねた。
「バスは、1時間に1本で、13時は22分発だよ。
バス停は、その先の市場の角を右に曲がって…。」
「えー! あと、2分しかない。」

「ありがとう!」と叫んで、重い荷物を抱えて、市場とは逆方向に走り出す。
バス通りは、集落を通り抜けた山側の旧道。
間に合わないバス停を目指すよりも、バスの進行方向で旧道に合流すれば、なんくるないさ~。

旧道に出て、少し速度を緩め、荷物抱えて走ってたら、後からバスが来た。
手を上げたら、バス停じゃないけど、止まって乗せてくれた(^o^)丿
こういうところが、うれしいね。

名護に出て、レンタカーを借りる。
毎日、運転した通いなれた道。
お土産に西平の黒糖ドーナッツ棒を買い、本部半島を今帰仁に抜け、国道58号線を北上する。

この道を、サイクリングしたなあ。
自転車で走ると、風景の記憶が強く残ると思う。

三線の聞えてくる集落、セメント瓦の家々、町内陸上競技大会、芭蕉布のある家、だんぱちや、共同売店、石碑、カニさんトンネル、赤い海、赤い川、セミの声、波の音、夕陽、向かい風、通り雨…。
国頭(くにがみ)村・祖国復帰

途中、道の駅近くのコンビニで夕食を買い、辺戸岬を目指す。

すれ違いのできない、昔からの難所の「戻り道」を通り、萱打ちバンダに出る。
ここは、吹き上げる気流が強い。

水平線に雲があり、今日の夕陽はこんな感じです。
さて、今夜はどこに泊まろうか。

大学に残り、今も鳥の研究を続けている友人は、大国(おおくに)林道で夜を明かすという。
ノグチゲラなどの野鳥は、夜明けから活動開始する。
しかし、真っ暗な山道じゃ怖いし、窓からいやな虫が入ってきたら悲惨。

満天の星空を、天の川を、もう一度見たい。
太平洋から昇る日の出も、見たことがない。
本島最北端の辺戸(へど)岬の駐車場は、どうかな。
確か、トイレや休憩所もあった…。

ここで、夜を明かすとは。
一体、どんなことになるのか。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
昔の。 (ひろし)
2008-09-16 21:29:25
あっはっは!
さすが、バスや道のこと、さすがですね!
いろいろ思い出がでそうですね!!

辺戸岬の駐車場で・・・。
なんでしょう???
ドキドキしますね!!
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こんにちは (小鳥沢)
2008-09-17 15:50:00
素晴らしい景観を見せていただきながら、バスに間に合うかしら?・・・
ハラハラしながら、次は夜を明かす場所では、どんなことが?・・・
是非、続きをお待ちしています。
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つづきが・・・ (kururin)
2008-09-17 22:21:00
どんな展開が待っているのでしょう?
つづきが楽しみです♪

思い出の地を振り返りながら
私も一緒にブログの記事を思い出していました。

forever-greenさん、自転車でよく走りましたよね。
沖縄に行くと私もレンタカーを借りますが、
あの大自然に排気ガスは似合わないですよね!
自転車こそ究極のエコですな(笑)

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ひろしさんへ (forever-green)
2008-09-20 23:03:33
楽しい沖縄の旅となりました。
人に頼るというか、甘えるというのも、旅人には許されるような気がします。

水納島の星が素晴らしかったので、もう一度見たかったのです。
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小鳥沢さんへ (forever-green)
2008-09-20 23:07:18
バスは、半分、心配でしたけど、甘えてしまいました。
続きを期待していただき、ありがとうございます。
ちょっと、無謀な、冒険でした。
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kururinさんへ (forever-green)
2008-09-20 23:11:22
思い出していただき、感謝します。
ただ、車を走らせただけなのに、いろんなことが思い出されて、不思議なものですね。
自転車は、レンタカーの入れない沖縄の生活を垣間見ることができました。
それでも、犬にも追いかけられたり、気を使いましたが。
往復で100kmでお尻が痛くなりましたが、エコでもあり、楽しかったです。
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