四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

東亜の王道、アメリカの覇道

2006年08月01日 | 論評・研究

 いまだにどうも喉がスッキリしない。せきが出るし痛いのだが、何を飲んだらいいのか分からないので、パブロンを飲んでいる。

 どんどん原稿がたまっているので、朝から次から次へと製作していく。

 午後も黙々と作業。その間、また原稿が増えたりもする。卓ちゃんが少し寄ってくれた。

 夜は里山ねっとで、京大生とあやべ農業友の会メンバーとの懇談会に参加した。新山先生の教え子たち(1回生と院生)約25名と食事をしながら話をした。

 本来は学生から質問を受ける会のはずだったが、輝くんが農政についての質問をずっと新山先生に浴びせていた。面白い話で、農政の問題点(日本の問題点?)がよく分かった。

 途中で抜けて、別の会合に参加した。

 最近、石原莞爾が気になっている。満州事変を起こした関東軍の参謀で、どちらかというと「戦争犯罪人」というイメージを持っていたが、どうもそうではないような気がしてきたからだ。彼の著作「最終戦争論」や「戦争史大観」に書いてあることは、世界連邦思想とも通じるのではないかと感じる。農業の重要性についても書いているようだ。

 「最終戦争は東亜の王道とアメリカの覇道との戦いになる」という予言もあるらしい。その予言が当たり始めているのではないかとも思う。

 衝動的に、ネットで石原莞爾関係の本を6冊注文した。批判的な本も読まないといけないと思い、佐高信が書いた「石原莞爾 その虚飾」という本も読んでみることにした。

 余談だが、国際的指揮者の小沢征爾さんの父親は石原莞爾に師事しており、征爾と言う名前は、石原莞爾と同じく関東軍司令官であった板垣征四郎にちなんでいるという。

 ちなみに、板垣は東京裁判で「A級戦犯」とされ、処刑された。石原は無罪だった。「満州事変は自分と板垣がやった。板垣が死刑なら自分も同じ」と裁判で述べたらしいが、罪に問われなかった。「東京裁判」はやっぱりおかしな裁判だ。

コメント (1)
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