たーちゃんのお葬式だった。
たーちゃんは父の幼なじみで、綾部に帰ってから、様々なことを一身同体でやって下さった方だった。
父が弔辞の中で、「血肉を分けた兄弟よりも深い関係だったように思う」と述べていたが、まさにそういう関係で、厚い信頼で結ばれていた。
斎場が空いていなかったこともあり、自宅での葬儀になったが、たーちゃんは由良川のほとりで、並松の皆さんに見送られたことを大変喜んで旅立たれたのではないかと思う。
相撲、囲碁、釣りが大好きだった。
フロンティアを立ち上げた頃、たーちゃんに一番に運転ボランティアになってもらった。曽根さんと一緒に、「相撲の場所中はボランティアを休んでもらっても良いから…」と頼みに行ったのを覚えている。
サポステの事務所を曽根さんと借りに行った時も、「この3人で始める事業は、必ず大きくなるから」と話していた。つい、1年ほど前のことだ。
僕には、親子ほど年の違うお世話になっている方がたくさんいる。こういう“別れ”をこれから何度体験しなければならないのだろう。
斎場にも行った。うちの両親はもちろん、余田さんやしーちゃん、藤村さん、山根さんも行かれた。玉川住職に最期のお見送りをいただき、たーちゃんは旅立っていかれた。
いずれ、何十年か後に、再会できる日を本当に楽しみにしています。ありがとうございました。
夕方から、会議に参加した。
夜は精進揚げだった。大勢の方が集まり、たーちゃんを偲んだ。