四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

自民党は巨人軍に学べ

2009年09月14日 | 論評・研究

 午前中から、豊里地区に新聞を配りに行き、あわせて選挙でお世話になったお礼を言い、政治情勢や苦情など、いろいろお聞きした。

 夜は水源倶楽部の幹部会を行った。

 谷垣代議士の総裁選出馬に関して、若い世代には喜ばしいことだと受け止められているようだ。「地元から総裁を出したい」と期待してもらっている。

 自民党の建て直しについて、テレビや新聞、雑誌では様々なことが言われている。

 僕は、プロ野球の巨人軍に見習うのが良いのではないかと思っている。

 昔、巨人は常勝軍団で、スター選手の宝庫だったが、ある時から他球団のスター選手や大物新人をお金で獲得するようになって大きな批判を浴び、チーム成績も低下していった。

 しかし、今現在、巨人は堂々の首位を走っている。もちろんトレードで獲得した選手も活躍しているが、昔のようにズラッとそういう選手ばかりが並んでいることもない。ピッチャーも野手も生え抜きで育て上げた選手が数多く活躍している。

 プロ野球は“ショー”でもあるのでスターも必要だが、政治は“ショー”ではないので、スターよりもしっかり結果を出せる政治家が党を引っ張れば、政権回復につながるのではないかと思っている。

 巨人の原監督は楽天の野村監督とは違い、綿密な計算はしていないような気がするのだが、それでも結構良い成績を残している。

 原監督は、選手がやる気を出せる組織づくりがうまいのではないかと思う。

 谷垣代議士も、二世議員であることや、その温厚な人柄から、政界の荒波を乗り切る力強さに欠けると心配されているようだ。
 原監督も野村監督や星野監督と比べたら、そういう力強さでは負けるような気がするが、チームは堂々の首位を走っているし、WBCで世界一も獲得した。

 “政界のジャイアンツ”自民党は、巨人軍や原監督に学ぶと良いのではないかと思っている。

 「党外から有名人を引っ張ってきて党首に据えろ」とテレビで言っていた評論家がいたが、そんなことをしても自民党は再生しない。

 党内に必ず、磨けば光る原石があるし、目立たなくても真面目にやっていけば、必ず報われる時が来るのだ。


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