午前中、京都市長選の選挙事務所に陣中見舞いに訪れた。山科区在住の西野くんという23才の若者を誘って、一緒に行った。
西野くんとは昨年10月下旬に初めて出会った。僕のブログ等を見て、メールをくれて会うことになった。そのときの様子を昨年10月26日の《四方源太郎日記》に書いている。
選挙事務所を後にして、「昨日は食べ過ぎたので、ちょっと運動を」と思って、歩いて京都駅に向かった。
途中、東本願寺があり、立ち寄った。
ポルタの地下街で昼ご飯を食べながら、西野くんに「最近、人との会話が天との会話のように感じるんや。不思議な気分なんや」と話していたら、隣りの席の女子高生3人が「この人たち、なんか変な話をしている」とチラチラこちらを見ていた。
西野くんはちょっと恥ずかしくなったのか、「もう、出ましょうか?」と慌しく席を立った。
次の予定まで、まだ時間があったので、時間つぶしをどうしようかと思っていたら、レジの隣りに《若手の日本画三人展》の案内が置かれていた。手に取ると、近くのポルタギャラリーでやっているとのこと。行ってみることにした。
ギャラリーで絵を見て、西野くんに「先日、綾部出身の若い日本画家に出会って…」という1月30日の《四方源太郎日記》に書いてある話をしながら、「その人は高田さん…」と言って目を疑った。
その高田さんが10mほど目の前を横切っていくではないか。
「噂をすれば…」とは言うが、あまりにも出来すぎてはいないかと思った。西野くんが「見間違いでしょう」と言うので、高田さんにメールしてみたら、たしかに高田さんだった。
こんなこともあるもんだ、と言いながら、二人で宇治に向かった。
宇治市小倉には、綾部市のNPO法人まごころ(藤大慶理事長)が京都府からの受託事業で、生活保護者の自立支援施設《おれんじハウス》(古田京子センター長)を開設している。
右京区の二ノ湯府議、長岡京市の能勢府議とに、現地視察をしていただき、生活保護の実態や自立に向けた取り組みに関して、話を聞いていただいた。
1年ほど前、宇治にサポステを置きたいということで、久保田宇治市長さんに予算査定のお忙しい合間をぬって相談に伺わせていただいた。
宇治市や府南部でのひきこもりや生活保護の実態とそれを解決していくための取り組みに対して、大きなご理解とご協力をいただき、サポステは取れなかったが、京都府の独自事業が立ち上がった。
この事業は、府民ニーズと社会ニーズに応えるため、府担当課がずいぶん知恵を絞っていただき、少しずつ効果を上げつつあるという点について、二ノ湯、能勢両府議にもご理解いただけたのではないかと思う。
古田センター長は八幡市で教職員や生活保護のケースワーカーの経験があり、オレンジの会の山田孝明さんと二人で、この施設の運営を担っていただいている。
「家庭」を支援すること、そのための「居場所」の必要性を強調しておられた。
ひょんなことで、高田さんとの連絡がついたので、視察が終わってから西野くんと三人で食事をすることになった。
高田さんが西野くんの顔を見て、「ごぶさたです」と言われたので、また驚いた。
よく考えたら、昨年10月26日、このお二人と同じ日に初めて出会っていたのだ。それも東本願寺の向かいにある大谷ホールで。
「今日は西野くんに高田さんを会わせるための日やったんかもしれんなあ」と、二人も意気投合したので、食事の途中で先に失礼して電車で帰った。
電車では、今朝、京都へ向かうときにも一緒になった方とまた一緒になって、今日のシンクロを語りながら、あっという間に綾部に着いた。シンクロニシティな一日だった。