午前中、府中丹広域振興局の木村局長がお越しになり、来年度の府の予算案について説明を受けた。
24年度は8945億円という史上最大規模の予算が組まれた。
特に、普通建設事業費は国からの補助事業が対前年比99.2%と減少が予想されるなか、府単独事業で110.9%と上積みし、全体で105.1%の増となっている。
公募型公共事業も33億円が計上され、23年度同様の対応がとられる。
その分、行政改革による管理経費の縮減を進め、農林業、商工業、福祉、医療、環境、防災、教育、文化、警察、NPOなど、様々な点に配慮して「京都を元気に!」がスローガンとして掲げられた。
ただ、京都府北部は人口減少に歯止めをかけるのに待ったなしの状況であり、うわべのチャラチャラした事業だけではダメだ。
道路・交通・上下水道などのインフラ整備と住環境、商環境を高めるための大胆な都市計画の見直し、雇用拡大のためには保育・教育の環境整備も含めた幅広い観点からの企画が重要である。
様々な独自事業を京都府がやるのは良いが、広域自治体としては、綾部市と十分連携を図り、綾部市の進める施策に府が予算を上乗せするような形で効率良く同じ態勢で事業を進めるべきだという話をした。
山陰線の複線化は奈良線と平行して進めるべきであって、予算案に奈良線しか上がらないのはおかしいと指摘した。
綾部が京都からの通勤圏として、もう少し便を良くすれば、人口流出に歯止めをかけられるため、山陰線の複線化、部分線増など、この点はこれからしっかりと訴えていきたいところだと思っている。
午後、げんたろう新聞配布拡大のご相談に行かせていただいたり、自民党のポスターを貼ってあげるよと言われたお宅へ出向いたり、昨年末から話をしたいとおっしゃっていただいていた企業経営者のところをお訪ねした。
電気料金値上げや材料費の値上げ、しかし工賃は上がらず、人件費を上げられないという点のご苦労などを聞かせていただいた。電力確保は大きな経済問題になっている。
夜は、村上静史市議と共に、物部地区の有志の皆様の懇親会に出席させていただき、さっそく府の新年度予算案のことなどご報告をさせていただいた。
30名を超える皆さんと物部の課題、綾部市の未来について、親しく懇談をさせていただいた。