朝、小源太を水夢に送って行き、そのまま涼子と温二郎を連れて、こども水泳教室の様子を見学した。
小源太は毎週スイミングスクールに通って、春休みは別に短期集中コースにも通っている。
前に観に来たときに比べて、ずいぶん水泳が上手になっていた。背泳ぎをグループの先頭でグイグイ泳いでいた。最終テストにも合格して、級が上がったようだ。
昼前に、中丹東土木事務所の川上慎二所長が来られた。
検討をお願いしていた府営住宅内の空き地の水たまり補修について、説明に来ていただいた。
京都府は、綾部市内の府営住宅の大半を“集約”(いずれ廃止)するとしている。
“集約”とは中途半端な行政用語で、結局は廃屋が放置され、住み続けられている方にとっても、周辺の一戸建て居住者にとっても不満が多く、住民の皆様から、ご要望・ご指摘をいただいている案件だ。
廃止して新しい住宅を建てるなり、次の計画をハッキリさせるか、今のままでも整備だけはしていくか、しっかり京都府が“管理”をすべきだ。
他にも蚕業センター、府職員住宅など府有建物の廃墟が綾部市内の一等地に存在し、綾部市には固定資産税も入らない、住環境も悪くしている等々、いかに損害を与えているのか、もっとちゃんと考えてほしいと要望した。
2時間ほど話をして、最終的には現状を補修する方策について、綾部市にお願いする方法があるのではないかということで、「それなら綾部市に、京都府からもお願いしてみて下さい」と頼んで、そうしていただくことになった。
府の施設のことであって、「綾部市がやるんだったら、やれば良い」という態度では困る。
川上所長は、この4月から異動で本庁に戻られる。
府議になってから、一番たくさんお話したのは川上所長だったと思う。
道路・河川の改修に関することが、住民の皆様の要望で最も多く、いろいろとお願いをして、知恵を絞っていただいた。
大変穏やかな方だったので、府議1年目の若僧があれこれ言うことに対しても、ていねいに聞いていただき、誠実に対処していただけたことを大変感謝している。
「議員人生の最初に、川上所長のような方と一緒に仕事をさせていただいたことは、天からのお恵みだったと思っています。いろいろ失礼なことも申し上げましたが、本当にお世話になって、ありがとうございました」と御礼申し上げた。
夜は、西八田地区で府政報告会を開催していただいた。木下芳信議長にもご参加いただいて、25名ほどの方々にご出席いただいた。
「綾部地区の府政報告会に行けなかったので…」と野田町から西八田へ来ていただいた方もあった。