朝7時半に詰所集合で、消防団の実火災想定訓練が市民グラウンド横の交通公園で行われて参加した。
分団の新役員が紹介され、北原さんが綾部分団の副分団長に昇進された。二部は4月から大志万部長になり、新体制での活動が始まる。
僕も消防団員として12年が過ぎ、二部では二番目に古い団員となる。
9時半に市役所へ行き、委員会室のモニターで《日曜議会》を傍聴した。
《日曜議会》は12年ほど前、「若い世代にも政治への関心を持ってもらおう」と活動していた《21世紀市議会》という団体で、市長や議長に要望し、実現した。
「平日開催ばかりでは、現役世代が議会を傍聴する機会がなく、市議会と市民の距離があいている。日曜や夜間に議会を開催することで、市民の市政への関心を高めたい」という思いがあった。
第1回目の《日曜議会》の前には、自分でチラシをつくって、当時、大学生だった弟と一緒に、旧町内をポスティングして回った。
ただ、今は時代が変わり、インターネットが普及してきた。
経費の問題はあるが、綾部市議会もインターネット中継やその録画放送というのを日曜議会とあわせて考えても良い時期になっているのではないかと思う。
今回、傍聴して感じたのは、幅広い(たとえば、国政の話題とか、日本経済についてとか)質問をするとすれば、理事者にも“反問権”を認めなければ、議論がかみ合わないと思った。
市政については、前提を理事者が作っているので、その趣旨や内容を質せば良いが、前提がない話を両者で言い合っても、仕方がないのではないかと思う。
共産党市議が「(消費税を3%から5%に上げた)橋本元首相も『増税は失敗だった』とおっしゃっていたそうですが…」という発言をされたが、その発言がいつ、どういう場で、どのような文脈の中でされたのか、そもそもそんな発言が本当にあったのか、これを質した上でなければ、理事者側はどうにも答えようがないと思う。
ただ単に、共産党の“独自情報”に基づく、一方的な主張を綾部市に浴びせていても、全く見当違いな話だと感じた。
午後は葬儀。四方小里先生が亡くなられた。
小里先生は幼稚園長を退職後、さまざまな役職を務められたが、ユニセフ京都綾部友の会(現在は京都綾部ユニセフ協会)の理事(学校副部長)として、草創期の学校訪問活動を共にしていただいた。
正暦寺密教婦人会長として、昨春の府議選の際には、《四方源太郎を応援する正暦寺の会》の婦人部長としても大変お世話になった。
まだまだお若かったので、これからさらにご活躍いただきたかったのだが、本当に残念だ。
夜もお通夜に参列。父のいとこである四方和子さんが、こちらもまだまだお若くして亡くなられた。
祖父の弟である四方好治さんは海軍少将でフィリピンで戦死されたが、その長女が和子さんだった。最後に戦地に赴く日、家で和子さんが琴を弾き、好治さんはそれに励まされて出かけて行かれたそうだ。
戦後は静枝おばさんを支え、うちの祖父母、両親も支えていただいた。僕も小さい頃から可愛がっていただき、静枝伯母さんの家にお使いに行くと、いつもやさしく迎えて下さった。
お二人のご冥福を心からお祈り申し上げます。