3月に入った。朝は寒かったが、昼には春の陽気になった。
午前中、綾部高校の卒業式に出席した。僕は今月7日で38才になるので、高校を卒業したのはちょうど20年前なんだなあと思いながら座っていた。
下川校長先生が式辞の中で、「私が一番好きな言葉を皆さんに贈ります」とおっしゃり、荀子の「学は以って已むべからず」という言葉を述べられた。
学ぶことに終わりはない。学び続けなければならないという意味だそうだ。
「荀子は“性悪説”を唱えたが、これは人間が“性悪”という意味ではなく、人間は放っておくと“悪”に流れる性(傾向)があるので、そうならないよう常に学び続けなければならないという教えだ」とおっしゃっていた。
午後は所要で福知山に行き、谷垣事務所にも立ち寄った。
夕方、川上土木事務所長にお越しいただいて、《伊佐津川水系の河川整備計画》についての説明を聞いた。
伊佐津川は於与岐町の弥仙山に発し、於与岐町内を流れて、上杉から黒谷に抜け、舞鶴に流れていっている。
夜は、港湾の専門家の方をご紹介いただき、京都舞鶴港が日本海拠点港として、今後どういうことをすべきなのか、という話も聞かせていただいた。
綾部には海はないが、府北部の視点では、舞鶴港は大変重要な拠点であるので、もっと勉強してご紹介いただける人脈を活用できるようにしていかなければいけないと思った。