暖かくなったり、寒くなったり…。まさに三寒四温、春が近づいている証拠でもある。
朝から、参議院の予算委員会がテレビ中継されている。
さすがに自民党議員の質問も安倍総理を守ろうとすればするほど、自己矛盾に陥ってしまう感じだ。「太田理財局長は民主党政権時代に野田総理の秘書官だったから、安倍総理を貶めるために変な答弁をしているのではないか?」と自民党議員が質問し、太田局長は色をなして怒っておられたが、太田局長や財務省関係者にしてみたら「俺らは誰のために、こんな苦労をさせられているんだ!」というのが本音だろう。
「守る」ということは権力者の顔色を窺ったり、阿ねたりすることではなく、必要とあらば諫言をする勇気を持つことなのだろうが、そのためには諫言を受ける方がその度量が持てるのかどうか、そこが問われることになる。
批判をパワーにして、自らを大きくしていくというのが自民党の良さであったのだと思うが、最近の自民党には、そういう懐の深さは失われつつある。
今の苦境を乗り越えるには、批判を否定することではなく、なぜそういう批判が起こるのか?それを自民党が自ら考えて、取るべき対処をすれば済むことだと思う。それは財務省や個々人の官僚に責任を押し付けることではない。
17時半から、活力京都・綾部会(塩田展康会長)の役員会に出席。3月28日(水)19時から、市民センターで開催する個人演説会のついての相談など、知事選に向けての打ち合わせを約1時間行った。