4日㈪、立春。9時から市民センターで開催された国交省福知山河川国道事務所主催の第1回並松地区堤防景観検討会に出席した。
綾部市内で由良川の河川整備計画に位置付けられていながら未整備の最後の部分である並松地区(綾部大橋から田野川の河口まで)の築堤に向け、景観と安全をどう両立させるかについて、市民や有識者の意見を聴くための検討会が設置され、私も委員に選ばれた。
明石高専の神田佳一教授が座長、京都市立芸大の藤本英子教授、綾部市の山崎清吾副市長、府中丹東土木事務所の木村淳所長、味方町自治会の四方諭会長、本田信之副会長と並松町自治会から高崎忍会長と私が委員として選任され、来年度上半期までには検討会の議論を取りまとめる予定となっている。
初回はまず現地を見学し、どの程度の高さにしなければ最高水位の際に水が防げないのかということなどを確認した。
綾部大橋の脇を走る道路を越えて水が入ってくると、綾部市街地中心部は全面的に浸水することになり、綾部市役所も中丹東土木事務所も使えなくなってしまう危険性がある。早期の築堤を求めたいと思っている。
味方町側の由良川右岸から並松町側の左岸を眺めて、景観をどう維持するかについても現地で確認した。
市民センターに戻り、約1時間半、国交省の説明とそれに対する意見交換を行った。私は「あと10年とかそんな悠長なことを言っている場合ではない。早期の築堤整備を!」と求めた。
午後は事務所で来客対応やげんたろう新聞の製作など。
夜は綾部恵比須神社奉賛会(由良源太郎会長)の打ち上げに出席。
この席で由良会長からのご提案で、私が綾部恵比須神社奉賛会の会長を引き継ぐことを皆さんにご承認いただき、来年の恵比須大祭から奉賛会長を務めさせていただくこととなった。
由良先生は30年の長きにわたって奉賛会長を務められ、年齢も90才に近づいておられることから昨年、今年限りでの退任を決められ、恵比須大祭の際にもそういう挨拶をされた。
由良先生からは、私に後をやってほしいと少し前に要請された。他にふさわしい方があるのではないかとも思って、そうは申し上げたが、由良先生のたってのお願いを断るわけにもいかず、お引き受けすることにした。
並松商工会の会員や熊野新宮神社の氏子としては綾部恵比須大祭に関わってきたし、地元のお祭りとして子どもの頃から楽しみにしてきた行事でもあるので、できるだけ多くの参拝客を迎え、これからも永続発展して綾部の魅力のひとつになれるように微力を尽くしたいと思う。