四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

第1回京都北部教育研究会

2019年02月07日 | 教育・子育て

 7日㈭、午前中は大阪でIT企業を経営しているホンホンに来てもらって、来年度、ICT教育を担うインストラクター養成講座を綾部で開催してもらえないか?企画を提案した。政府は第4次産業革命を担う人材育成を目指し、プログラミング教育を学校教育に取り入れようとしているが、それを子ども達に教える人材が特に地方にはほとんどないのではないか?と危惧している。

 学校の先生が今からプログラミングを勉強するよりも、中・高・大学生をインストラクターとして育成して、大学生や高校生が小学生や中学生に教えてもらうのが現実的ではないかと思っている。

 

 一緒に昼ご飯を食べた後、午後はホンホンも誘って、綾部高校の「ICT活用公開授業」を見学に行った。

 今年度、綾部高校にはわずか100万円ほどであるが予算を付けてもらい、「学びに向かう力」研究指定校として「ICTを活用した教育」を研究してもらっており、今日はその発表会があり、府教委をはじめ、多くの教育関係者が来ておられた。

 

 夕方からは福知山へ行き、第1回「京都北部教育研究会」に出席した。

 昨年末にあった自民党私学議連の意見交換会の際に「府の北・中部を《日本一、教育力の高い地域》だとまとまってアピールするために、公私連携して教育の質を高めるための研究会をやりませんか?」と提案皆さんから賛同を得たので、年明けに改めて呼びかけさせていただいて、今日、開催に至った。南丹市以北の自民党府議(片山府議、井上府議、池田府議、中島府議、家元府議、四方 ※巽府議は欠席)、私立学校(福知山成美、共栄、淑徳、日星、暁星、聖カタリナ)の理事長や校長先生、府教委からも細野吾指導部長に参加していただいた。

 冒頭、呼びかけ人として趣旨説明をさせていただいた。京都府の北中部地域には伝統的に高い教育力がある。今後も「適度な選択肢」を維持し続けるためには、京都府が観光で「海の京都」を打ち出し、点ではなく面でのアピールを進めているように、教育でも各学校でバラバラに広報するだけではなく、公私が一緒になって一つのイメージを作り、周辺地域や全国、世界各地から学生を呼び込む工夫をしていこうという点で一致することができた。

 研究会後には懇親会も行い、交流を深めた。


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