7月1日㈭、12時半から団会議、午後に府民環境・厚生常任委員会に出席。
府民環境部の所管事項では「ゴミのポイ捨て」について質問した。
「ゴミのポイ捨て」は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反する行為であり、刑罰は5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金と定められており、相当な重罪である。
国道や府道沿いの田んぼや畑には空き缶などが投げ込まれて、農家の方々が困っておられる。田んぼや畑に植えられている作物は「商品」であって、八百屋さんや魚屋さんの陳列ケースにゴミを捨てる行為と同じことだという認識があるのだろうか?
たばこや空き缶のポイ捨ては「軽犯罪」だと勘違いしている人が気軽に捨ててしまっている気がする。ポイ捨ては「重犯罪」であり、捨てた人は「重犯罪者」であるということをしっかり認識させ、見張りによる摘発なども行っていくべきではないだろうか?と提案した。
また、綾部市でも市民一斉クリーン作戦や建設業協会の沿道ゴミ拾い活動、綾部高校の由良川クリーン作戦が行われているが、その際のゴミ袋など資材等の負担を「エゴ負担」として、まずは我々府議会議員と府職員が月に100円でも50円でもいいから負担することを始めて、民間企業等にも広め、ゴミのポイ捨ては「身勝手な重罪」だということを分かるようにしたらどうだろうか?とも提案した。
夜は綾部に戻り、アトリエボンドの戸村くんとその仕事のパートナーの佐藤さんらと意見交換会を行った。「朝食プロジェクト」など、また面白い事業をいろいろと提案していただいた。
2日㈮、11時から西陣織などの京都の染織産業の現状について、和装振興議連(荒巻隆三会長)の勉強会に出席した。京都府商工労働部の澤田信幸理事や西陣織工業組合の木村博之副理事長、辻本泰弘元専務理事からお話を伺った。
和装だけではマーケットの拡大が難しいので、洋装の素材としてもっと活用できないものかと聞いてみたが、いろいろと難しいことがあるとおっしゃっていた。
12時半から団会議、午後は府民の安心・安全に関する特別委員会(委員長:四方源太郎)に出席。この委員会はいわば「コロナ対策特別委員会」であり、どういうふうに委員会審議を深めていくのかが難しいが、委員の皆さんのご意見をいただきながら、今後考えていきたい。
今回はまずは「医療体制とワクチン接種」のことを中心に説明を聴き、質問や委員間討議を行った。