19日㈪、朝7時12分発の特急で京都へ。京都駅で自民党府議団の近藤永太郎団長、荒巻隆三代表幹事、能勢昌博政調会長と落ち合い、要望活動のために東京に向かった。東京に行くのは、ほぼ2年ぶりのことで、本当に久しぶりだった。東京駅の人出は以前と比べて、ずいぶん少なかった。
議員会館の西田昌司事務所、伊吹文明事務所で秘書の方に要望内容を説明した後、内閣府、農林水産省、国土交通省、総務省を回った。国土交通省は阿達雅志参議院議員の秘書の方が一緒に回って下さった。
内閣府の地方創生事務局の山西雅一郎次長には、コロナ対応の地方創生臨時交付金のさらなる増額を求めに行ったが、「昨年度の補正予算4.5兆円のうち、まだ4600億円ほどが残っているので、それをまず使ってほしい」とのことだった。
時短要請協力金の詳細が分かるのが、いつも緊急事態宣言等の期間に入ってからで、飲食店の皆さんが対応に苦慮していることを伝え、「《にわか雨》はいつ降るのか分からないので、飲食店にはいつでも《傘》をささせておいてほしい。今年度いっぱいは都道府県の判断で協力金の詳細を決められるようにしてほしい」と要望した。
原子力防災担当の荒木真一政策統括官には「原発の避難路整備はもっと増額してもらえないと工事が進まない。綾部市は福井県と隣接しており、福井県には潤沢にお金が投じられているのがよく分かる。原発を国が推進するなら、それなりのことを京都府に対してもしっかりしてほしい」と要望した。
農林水産省では、林野庁の天羽隆長官、織田央次長に対し、「材木は重要な資源であり、これからは国が材木を備蓄することも考えてほしい」と要望した。京都府で「府内産木材利用促進条例(仮称)」に取り組んでいることを話したら喜んでおられた。
経営局の光吉一局長には「100ha農場」への支援や農林水産技術センター、農業大学校の施設や設備への補助のお願い、水産庁の倉重泰彦次長には京都府北部の実情に合った漁業支援をお願いした。水産庁での要望の様子は水産経済新聞の記者が取材に来ておられた。
国土交通省では鉄道局で上原淳局長と面会し、在来線のダイヤ維持をJR西日本に要請してほしいと要望した。帰り際に「四方さん、ご無沙汰してます。上原です」と話しかけられ、エッと思ったら、谷垣禎一先生が国交大臣だった時の秘書官の上原さんで懐かしい再会だった。
京都府副知事だった岡西康博国土交通審議官、京都市出身の石田優国土交通審議官にも出会うことができた。
村山一弥道路局長には、高速道路のさらなる延伸と早期4車線化などをお願いした。
総務省では黒瀬敏文自治行政局官房審議官、森源二自治行政局選挙部長、新田一郎自治財政局地方債課長など、京都府に総務部長や財政課長、地方課長として出向してきておられた方々と出会い、京都府への支援をお願いしながら情報交換できた。京都府でご一緒した方々との縁は心強く感じた。
17時に予定を終え、とんぼ帰りで東京駅から新幹線に乗り、家に帰ったら22時前だった。疲れたが充実した一日だった。