四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

ソフトボール大会と消防操法大会

2024年08月25日 | 議員活動

25日㈰8時から市民グラウンドにて、第46回綾部市自治会等対抗ソフトボール大会の開会式に出席し、挨拶をさせていただいた。

 私の地元である並松町自治会チーム(監督:村上建体育部長)を含む自治会18チームと事業所3チームが出場し、今週と来週で優勝を目指して競い合う。

 

 閉会式終了後、京丹波町の府立丹波自然運動公園へ行き、9時半から第29回京都府消防操法大会の開会式に出席した。

 綾部市消防団からは東八田分団(荒井和広分団長)が小型ポンプの部に出場することになっており、開会式終了後に現地で最後の激励会が行われた。

 吉田真吾指揮者、井上貴幸1番員、上原豪輝2番員、吉﨑隆3番員、片岡憲一補助員が操法要員として選抜され、綾部市消防団の全団員の期待を背負って、約半年間、厳しい訓練を積み重ねてこられた。

 練習でのタイムは相当良く、優勝も狙えるとお聞きしていたが、綾部市は一度も優勝経験がなく、上位には強豪の市町村がひしめいている。「あくまで挑戦者の気持ちで、最後まで攻めの気持ちで」と激励の挨拶をした。

 午前中の部の最後の12番目、12時24分に綾部市の出番が回って来た。すでに精華町、京丹波町、南山城村、京丹後市などの強豪市町村の出場は終わっている。ここまでのトップタイムは1番目に出場した精華町だとの情報が聞こえてきた。

 綾部市からは岩本正信副市長、種清喜之市議会議長、吉﨑進東八田地区自治会連合会長、白波瀬博之消防団長はじめ、消防分団長、消防職員、そして東八田分団の仲間たちなどが来場し、たくさんの応援団で横断幕を持って、大きな声援を送った。

 無事に操法が終わり、動作にミスはなく、タイムも「午前中のトップ」という声が聞こえてきた。午前中に強豪の出場は終わっているので「これは優勝も期待できる!」とワクワクした。要員さんの健闘を讃え、記念撮影などを終えた後、綾部に戻った。

 

 事務所に戻って、13時半頃に市民グラウンドに行くと、13時20分試合開始予定の並松町自治会VS日本通運の試合はまだ始まっていなかった。

 操法大会と重なるので試合には間に合わないと思っていて、四方家を代表しては次男の温二郎に「頑張ってくれ!」と託してあったのだが、これなら間に合ったなと思った。並松町自治会チームは女性2人も入れて選手が13人とギリギリだったのでユニフォームに着替えてこようかと考えたが、メンバー表をすでに出された後だったので諦めた。

 予定から20分ほど遅れて試合が始まった。

 並松町は最近、大差のコールド負けが続いており、初回から大量失点するのがお決まりになってしまっていたが、今日は新メンバーも加わって守りが堅く、初回を0点に抑えるという幸先の良いスタートを切った。

 そして何と、1回ウラに先制点を奪うこともできた。

 2回以降も長打や連打、エラーでピンチをつくるものの緩急をつけたピッチングと内野、外野の要所を締める守りによって0点に抑え、3回、4回に2点ずつ追加し、5対0とリードして5回を迎えた。

 温二郎きれいにセンター前に抜けるヒットを打ち、守りでも活躍していた。

 4回終わった時点で5対0とリードしていることなど久しぶりで、これは勝てるのではないか!とみんな興奮していた。給水休憩中に全員で写真を撮ったが、ここで撮っておいて良かったと後で感じることになる。

 試合が再開し、5回表に1アウトを取ったところで雷が鳴り始め、再び、試合が中断された。しばらくすると、雷と共にポツポツと雨が落ちてきた。仕方なく、狭いテントで身を寄せ合うようにして雨をしのぐことになった。

 雨はしばらくすると、豪雨に変わった。とんでもない激しい雨が降ってきて、身動きできなくなった。

 これはとても試合の継続は無理だなということになり、このまま5回表1アウト、5対0の状態で次週に持ち越されることに。久しぶりの勝利が果たせず残念だったが、次週にはぜひ勝ちたいと思う。

 相手チームの日本通運さんはさすが運送のプロだけあって、手際よく荷物をまとめて運び出して帰って行かれたので、我々も見習って多少雨が緩くなった瞬間を狙って、とりあえず丹波大橋の下まで移動できて解散した。打ち上げも来週に持ち越しとなった。

 

 19時から消防の東八田分団の操法大会慰労会に出席した。結果は残念ながら準優勝、僅差で精華町消防団に及ばなかった。

 挨拶では準優勝をお祝いし、これまでの訓練とその支援を労った後、「以前の口上林分団の小型ポンプ準優勝、2年前の豊里分団のポンプ車3位、そして今回の小型ポンプ準優勝と悔しいが着実に綾部市が強豪と認められるレベルになってきている。でも綾部市はまだまだ挑戦者であって、チャンピオンに勝つには圧倒的に超えないと勝てないということだろう。でも、このレガシーは次の出場分団に引き継がれるはず。いずれ、綾部市に優勝がもたらされる日を期待しています」と述べた。

 今年のパリオリンピックではフェンシングで日本人が金メダルを獲得した。

 ずいぶん前になるが、北京オリンピックのフェンシングで京都府出身の太田雄貴選手が銀メダルをとった時、この種目で日本人がメダルをとれるのかと嬉しかった。

 その後、太田選手はロンドンでも銀メダルをとったが、彼はオリンピックでは銀止まりだった。しかし、そのレガシーを受け継いだ後輩がフェンシングの地元、パリで金を獲得した。

 今回の悔しい準優勝は将来の優勝へのステップなのだと思う。その優勝は口上林、豊里、東八田、綾部市内の全ての分団の想いを受けてのものになるのだろう。

 精華町には負けたが、南山城村、京丹波町などを押さえて準優勝したことは綾部市消防団の歴史の大きな一歩として、長く語り継がれる立派なことだ。

 東八田分団の皆様、本当にお疲れ様でした。おめでとうございました!


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