あるバス停で一人の男子学生が乗り、磁気カードを機械に… が、「ピィーッ!」と拒否されてしまった。そのカードは“平日は午前10時から午後4時までしか使えない割引カード”で、時計は午後4時2分を表示していた… 実は、バスが5分ほど遅れたためにそうなってしまったのである。
以前にも同じような話を書いたと思うけれど… その時は“小憎らしい女子小学生”のブーイングを受けて… その場で機械の設定を変えたのだが、今回は私が「ちょっと待っ…」と言うよりも早く、彼は何も言わずに「ピピッ」とICカードで精算してしまった。その“変わり身”の早さを見ると、いつもそんな感じなのかもしれない。つまり彼は「使える時に磁気カードを使って、なくなればそれでよし」と思っていて、あまり細かいことは気にしないのだろう。
ICカードは、前述の磁気カードと違っていつでも「ピピッ」と精算されてしまうので、今日のような場合もバスの遅れに関係なく「ピピッ」と… ただし、使用されたのが“昼間”ではなく“夕方”であると機械が判断してしまう。カードを使った人には、何の“説明”もなく…
“昼間”と“昼間以外”では、付加されるマイレージポイントに差が出るので、「バスが遅れたんだから、何とかしてくれ!」と言う人がいるかもしれない… が、運転士にはどうすることもできないのである。そういえば… 1~2カ月前に「運賃箱の“昼間の設定時間”に余裕を持たせる(午前9時55分頃から午後4時5分頃までにする)」と聞いた記憶があるのだが… 今日も“2分遅れ”でアウトだったなぁ… 10分くらいの余裕が欲しいなぁ…