バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

タイムリーな質問

2011年05月19日 20時47分41秒 | バス運転士

昼食後の一本目… 営業所から回送でA駅まで行き、そこから実車でB駅まで行く路線を久しぶりに走った。タイミングばっちりでA駅停に到着、待っていた3名を乗せて発車した。すると、聞き慣れたコンピューター音声の案内が車内に流れ始めた。いつもは軽く聞き流しているのに、今日は少し違った…

「このバスは○○医療センターを経由してB駅へ行きます」というようなアナウンスが、しっかりと私の耳&脳に入ってきたのである。その瞬間、私は「○○医療センターって何だ??? ゲゲッ! 系統設定を間違えたか!?」と思い、背中に冷たいモノが…

しかし、すぐに“バス停の名称変更があった”ことを思い出し、一つ目のバス停に着く頃には、冷えた背中も温かくなっていた。もう、どれくらい前になるだろうか、「△△病院が○○医療センターに変わる」と聞いたのは… それ以後、私がこの路線を一度も走っていなかったので、すっかり忘れていたのである。

無事に終点のB駅に到着してわずか2分後、今度は逆にA駅へ向かって走りだしたのだが… その一つ目のバス停で乗ったおばさんから「○○医療センターへ行きますか?」と聞かれたのである。ついさっき“復習”したばかりの私は「はい、行きますよ。ここから二つ目です」と即答することができた。復習した直後に“テスト”までしてもらって… この巡り合わせに感謝です。ホント、逆じゃなくて良かったぁ~!