「こんな“ケツふだ”を付けたら苦情が増える」と思っている人は多いようで… 否、多いという表現では足りないかもしれない。では、なぜそんなことをするのか? 一部の情報筋(単なる噂話!)によると“お役人が余っているから、仕事を増やしたい”ということらしい。
なぁ~んて話も、国会議員があんなことした、市議会議員がこんなことした… などと報道されるのを何度も何度も聞いてしまうと、悲しいかな「あながち嘘ではないのかも!?」と思ってしまうのである。
先日、営業所前ターミナルのバス乗り場から発車しようとしたら、一人のお爺さんがやって来て「このバスは○○へ行くの?」と言ったので、私は「行かないんですよぉ… すいません」と答えた。
すると、お爺さんが「○○へ行くバスはどこから(何番乗り場から)出とるの?」と言ったので、私は「○○へは… 後ろの乗り場ですねぇ… あ、ココからも出てますけど… あっ、前からも… ○○はいろんなバスが通りますが、どれが早いかは時刻表を見ないと分からないので…」と答えた。
するとすると… お爺さんが「ココには案内する人間がおらんのか! そんなバス停の路線図なんて、いちいち見とれん! 初めて来た人間は、どこで何に乗ったらいいか分からん!」と少し血圧を上げながら… かつ、バスから少し離れながら言ったので、私は「そうですねぇ… どうもすいません」と特に意味のない発言をしてから扉を閉めて発車した。
そう、冒頭のような苦情受付係を無駄に増やすくらいなら、主要停留所に案内人を立たせておいた方がよっぽど世のため人のためである。もちろん、その場で苦情を聞くこともあるし、バスが遅れていればお詫びをすることも… ん? そこまでの余剰人員はいないだろうって!? それならば、新たな雇用が生まれるから良いではないか! えっ… その経費はどこから出るのかって? 運転士の給料削減!? いえいえ、それは上の方から削るべきでしょう! だって、ケーキも上の方から食べるでしょ? ハハハ…(なんのこっちゃ!)