「自転車は車道を走れ!」と大きく報道されてから、大型車は一段と走りにくくなった。特にバスは基本的に左車線を走らなければならないし、バス停で止まらなくてはいけないので、その影響をモロに受けてしまっている。しかも、大半の自転車乗りは“ルール無視”だからタチが悪い。
昨夜も、片側二車線の道路で… 違法駐車車両のせいでバス停から発車できずにいて、「右車線の後続車が途切れたから発車だぁ~」と思ったら、左車線(バスの真後ろ)を走って来たと思われる自転車が“突然”現れて、バスのすぐ右側をビュ~ンと走って行くということがあった。(まったく… ライトぐらい点けろよ!)
今日の午後、長~い上り坂を走って行ったら、道路の左端を走る一台の自転車が視界に入ってきたのだが… 乗っているオッサンがバランスを崩し、1mくらい右へよろけたりしていたので、私は「もうすぐバス停があるし、追い越さずに行こう」と思った。
が、よく見ると… そのオッサンはバランスを崩したのではなく、ずっと“ペダルに足を掛けずに、路面を足で蹴って進んでいた”のである。おいおい、いくら「自転車は車道!」と言われたからってねぇ… ホント、いい迷惑である。
タイヤがパンクしたのか、チェーンが外れたのか、ペダルが壊れたのか… パッと見ただけでは分からなかったが、とにかくオッサンはそのまま走り続けていた… そういえば、私も子供の頃に“そのような自転車の乗り方”をして遊んだ記憶がある。平らな場所だったけど… そのオッサン、何か嬉しいことがあって童心に返っちゃったのかもね。ハハハ…