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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

3-2+1+1+1+…

2012年12月08日 22時24分19秒 | バス運転士

出撃前の休憩室で「土曜日は日曜日と違って、早朝でも意外と乗客が多いですよね」と言われてもピンと来なかったボケな私だったが… 実際、6時過ぎに始発の某所バス乗り場へ行ったところ、3人もの待ち人がいて驚き「こりゃ~ 次から次へと乗ってくるかも!?」と思った。

が、1つ目のバス停も2つ目のバス停も、待ち人どころか猫の子一匹おらず… 3つ目のバス停も4つ目のバス停も、徐行して周囲を見回したけれど人影はなく… 「なぁ~んだ、最初だけか… この思わせ振りな… どうせただの友だちだよ…(なんじゃそりゃ!?)」と思った。

そこでピンポ~ンと降車ブザーが鳴り、次のバス停で2人が降り… 中扉を閉めて発車… と思ったら、道路の右側から走って来る男性がいたので、前扉を開けた。男性が軽く会釈をして乗り、私は「ありがとうございます」と言って扉を…

閉めようとしたら、左前方から走って来るお爺さんを発見したので、私は扉を閉めずにそのまま待った。お爺さんが「あぁ、ありがとね」と言いながらフリーパスを見せたので、私は「いえいえ、ありがとうございます」と答えた。

さらにお爺さんが「すいませんね。待ってもらって… ホントにありがとね。助かります…」と“御礼の三段重ね”をしてくれていたので、私も「何らかの返答をしなければ!」と思っていた時…

前方の暗闇の中から走って来る女性を発見したので、私は「あ… いや… まだ… もう1人、いらっしゃるようですので…」と言いながら、一連の流れがコントのように思えた私は笑ってしまった…

もしも、もう1人…また1人… と途切れなかったらどうしよう??? 満員になるまで待つしかないのか!? いや、その前に次のバスが来るか… 否、その前に乗客の誰かに怒鳴られるだろうなぁ~ そこで切れた私がどうなるか? それは… そうなった時の、お・た・の・し・み!(なんのこっちゃ!)