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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

警告かイタズラか、あるいは…

2012年12月12日 13時34分29秒 | バス運転士
先日、バスが「もう辞めたい」って… “スロープ板の警告ランプ”の話を書いたけれど、また同じタイプのバス(まったく同じバスかどうかは… すいません、覚えていません)で再び「ピロピロピロピロ…」と警告音が鳴り、警告ランプが点灯した。


今回は、朝から一度もスロープを使っていなかったのに突然… しかし、前回のことで“経験値”をアップさせていたので、慌てん坊の私も冷静でいられた。ただしウルサイ… 耳障り… そして幻聴の世界へ…(おいおい、あぶねぇなぁ~!)


次のバス停で止まって、降車完了後に中扉下の“スロープ板収納部の蓋”を閉め… と思ったが、開いていなかったのである。そして、運転席に戻ると警告音も警告ランプも消えていた… 私は「バスにまでおちょくられるようになったかぁ~! ハハハ…」と心の中で笑った。


それから約30分後… また警告音&警告ランプ攻撃が始まった。私は「どうせまたバスのイタズラ… でも、今度はホントかもしれない…」と思って、次のバス停で止まっ… すると、警告音は鳴り止み、警告ランプが消えたのであった。私は「そこまでやるか!?」と思った。


さらに約20分後… またまた警告攻撃が始まった。私は左ミラーを見ながら「う~む… 特に問題はないし… 無視して終点まで行こうかな?」と思って、次のバス停で降車完了後に扉を閉めて発… ところが「ん? あれ? どうした?」と… そう、中扉が開いたままだったのだ。


私は「ちょっと扉が閉まらないようなので…」と言いながら、中扉下の蓋を見たけれど… やはり異常はなかったのである。しかし、何とかしないと扉が閉まらないので、私は扉をグイグイと引っ張ってみたり、蓋をバンバン叩いてみたりした。すると扉がスゥ~ッと閉まったのである。


私が首を傾げながら振り返ると、乗客のお婆さんがニコニコと笑っていた。それを見た私も思わず笑ってしまった… その後、終点の某駅で中扉下の蓋を開けてスロープ板の確認をしたけれど、まったく異常は見られなかった。


そして、その後は警告攻撃もなく… ただ寂しがり屋のバスが“かまって欲しかっただけ”だったりして!? ま、どうせ“性別は男”だろうけど… しかも若くないし… ハハハア~ァ…