バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

苦情… なんですかぁ~???

2012年12月30日 23時50分44秒 | バス運転士

昼寝休憩後の一本目… 営業所前のターミナル発のバスに、たった一人の乗客が… それは我々の上司の一人で「○○まで乗ります」と言った。○○とは、ターミナルを出て3つ目のバス停なので、私は「歩いて行って下さい」と言った。もちろん冗談で… 上司も笑っていた。

発車時刻になりターミナルを出て、一つ目のバス停を通過、二つ目のバス停も通過して、その先の大きな交差点の赤信号で止まった… その時、上司が「別にブレーキはキツくないよねぇ…」と言ったのである。

私が「は? なんのこと?」と思っていると、上司は「昨日、松井くんのバスのブレーキがキツいって電話があって、ドライブレコーダーの映像も見たんだけど… 駐車車両を避けるために車線変更しながら走っていたから、その乗客が悪い印象を持ってしまったのかも… と、他の上司と話していたんだけどね」と言った。

私は「はぁ… そうですか。確かに、私は“あれもこれも同時にやる”ということが、他の人たちに比べて極端に苦手なので、駐車車両に気を取られたりすると、バス停で止まるためのブレーキが僅かに遅れて… いつもより少し強めになることはあります」と言った。

しかし昨日は、そのような文句を言われるほどのブレーキを踏んだ覚えはないし… 上司たちがドライブレコーダーを見たならば、そのあたりも分かっているだろうし… 訳が分からなかった。信号が青になり、○○に到着すると、上司は「気にせんといて!」と言いながら降りて行った…

では、お言葉に甘えて、気にしないようにします。というか… 「逆に、オマエが何か気にすることがあるのか? 何も気にしないだろう!? もう少しいろいろと気にしろよ!」と言われそうな私です。