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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

不意打ちの団体乗車

2012年12月27日 18時25分45秒 | バス運転士

あるバス停へ向かって行ったら、何やら“人だかり”が出来ていた。私は「バス停の前の店舗で売り出しでもやっているのかな?」と思ったのだが… それは数名の大人と大勢の子供たちで、店舗とは無関係の乗客であった。

私が前扉を開けると、まずはお年寄り3名が乗り… 続いて子供たちが「ワイワイガヤガヤドドドドドォ~!」と乗り込んできて、その団体の代表と思われる男性がICカードを差し出しながら「大人3人と子供33人でお願いします」と言った。

なぜか分からないけれど、運賃精算時に入力できる人数が15名までなので、私は「すいません、一度に33名の精算が出来ないので、分けてお願いします」と言いながら、とりあえず“大人3、子供13”と入力した。そして、運賃が表示される画面を指差し、男性と一緒に確認しながら精算… 続けて、同じように“子供10”を2度精算した。

先日、あるバス停で10名ほどの中学生(女子)がバスを待っていたのだが… 先頭の子から「土日切符ください」と言われて販売し、「ウィ~ン… ンガンガジ~コジ~コ… ピヨン!」と運賃箱でカードに日付が印刷されて… 次の子も「土日」「ウィ~ン…」次の子も「土日」「ジ~コジ~コ…」次の子も「土日」「ピヨン!」と…

さらに、最後の子がバスに乗って来ないで「お金がない~!」と言い出す始末… 一人の子が座席から戻ってきて、その子の財布の中を覗き込んで「誰か、お金貸してぇ~!」と叫んだ。すると、別の子が座席を立ってきて、その子に100円玉を差し出した。そして、それを受け取った最後の子は「土日切符ください」と言った… 「ンガンガンガンガ…」と私が故障しそうだった。ま、中学生だから… こんな感じなんだろうなぁ~