昨日の朝… ある転回場所で待機していたら、ある運転士がニコニコしながらやって来て「そのバス、ちょっと前に乗ったけど、どえらい寒いでね。プレヒーターが付いとるのに、全っ然!効かんでね」と教えてくれた。
私は「そうですかぁ… でも、一応スイッチを入れておかないと、乗客に“この運転士は暖房を入れない不親切な奴だ”と思われるから、とりあえず入れておきます」と答えてから、バスを乗り場へ移動させた。
始発地点を出て、しばらくして… 私は「あれ? ちょっとだけど… 暖かいような気が… しないでもないけど…」と思った。が、その後は言われた通り… どんどん寒くなってきたのである。乗客の男性がクシャミをして… 私も堪えきれずに「ハックション!」と… もちろん、マイクをオフにして…
その後も、始発地点を出た直後だけは暖かいような気がしたのだが、それも3回くらいまで… それ以後は、出発直後だろうと何だろうとずっと寒くなってしまった。エアコンは冷房専用だし… 石油ストーブなんて置いてないし… そうなると、車内温度上昇の頼みの綱は“乗客の体温”である。
しかし、バス停で止まるたびに扉を開閉しなきゃならないし… 運転席の周りは人口密度が低くて温度が上がらないし… あぁ、やっぱり6億… いや、2億円でいいから当てて、雇った助手に温めてもら…(まだ言うか! もういいわ!)