バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

接客なんちゃってキャンペーン

2013年12月08日 18時33分13秒 | バス運転士

先月は“接客なんちゃってキャンペーン”だった。お役所の手先が“モニターのように乗客に紛れて”バスに乗り、接客態度や台詞などをチェックして… 「そちらの営業所の△△運転士が(やるべきことを)やっていない」という連絡をしてくるらしい。

そして、実際に何人かの運転士さん(そういう私が含まれている可能性が高いけれど…)が「やってない」という連絡がきたとか… しかし、考えてみれば“指摘された運転士さんには、上司から何か言われるはず”なので、私は指摘されていな… というか、たまたま乗られることがなかったのかもしれない。

そのキャンペーンについて、「お役所の手先が“お役所直下の営業所のバス”に乗る場合は、事前に“これから乗りますよ”という予告があり、そうすれば“いつもはやっていない運転士もやる!”ので、キャンペーン中の直下の営業所の評価が高くなる」などという噂が聞こえてきたりする。

もしも、それが事実ならば… 当然のことながら“予告なし”で乗られる我々とは“やっている運転士”の数に差が出てしまう。我々の上司は「他は他… 我々は我々で、いつもキチンとやっていれば問題ないだろう!」と言うけれど、弊社のモニター制度だって… さぁ… あんな… なんだか… ねぇ…

ん? そういえば… 昨年のいつ頃だったか… このブログも書いた記憶があるけれど… 始発地点の某駅で、私のバスに「テンジョウテンケンです」とか言いながら乗ってきた作業服姿の男性がいて、私は最初「天井点検?」と思ったのだが、実は「添乗点検だったのか!?」ということがあったのだが… その時、私に“予告した”ということは… その人は、私のバスがお役所直下だと思っていたのかも…???

あるいは… 先月、ある運転士さんが「お役所の手先に乗られましたよ」と言ったので、なぜ分かったのか聞いたところ… 「その人は、某駅から営業所前ターミナル(終点)まで乗って来て… 10分か20分後に、また私のバスに一度は乗ったけれど、すぐに“あ、間違えました”と言って降りて行ったから…」と言っていたように、単純に間違えることもあるかもしれない。

弊社のモニターたちは、予め“何時何分発の何処行き、○○運転士のバスに乗って… その次は何時何分発の~”という感じでスケジュールが決まっているらしいのだが、お役所の手先たちは“キャンペーン期間中に、最低でも何回は乗れ”という感じで言われているだけで、弊社のモニターほどの束縛&緊張感(?)はないのかも…

あ、そうか! だから、私のバスに乗った人(お役所の手先)がいたとしても… つい居眠りをしてしまって… 「あ、あぁ… もう終点かぁ… ちゃんとやってたんじゃないのかなぁ~???」という感じで、見過ごされただけかもしれないな、ラッキー!(ま、確かに… オマエが指摘されていないとしたら、それしかないな。ハハハ…)