バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

風と共に走り去る…

2013年12月24日 19時37分48秒 | バス運転士

ゴミの分別は自治体ごとに異なり… 名古屋の場合は可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、プラスチック容器、紙容器、ペットボトル、空き瓶、空き缶などなど… 可燃ごみは週二回、不燃ごみは月一回、粗大ごみは予約制で有料とかとか… 様々なルールがある。

これらのゴミ袋の中で、仕事中にもっとも気になるのは… プラスチック容器である。軽い可燃ごみやペットボトルもあるのだが… やはり、プラスチック容器の入った袋が“大きくて軽い”ので、風で飛ばされてしまうことが多いのである。

風の強い日に、前方を走っている車が急に蛇行運転したので「何事か!?」と思ったら、道路にゴミ袋が転がっていた… なんてことがよくある。それがゴミ袋ではなく、道路へ飛び出して車に轢かれた××の姿という場合もあるのだが、それは… 見ただけで何となくブルーな気分になってしまう。

以前、左折しようと信号待ちをしている交差点で、横断歩道あたりの路上にゴミ袋が転がっていて… バスがゴミ袋を避け切れない状況だった時、「まだ信号は赤だし、道路の左側だし、ゴミ置き場もすぐ近くだし…」と思って、ゴミ袋を拾ってゴミ置き場へ運んだこともあったけれど… う~む… その時の私はハイテンションだったのかもしれない。

先日、バス停を発車して間もなく… 2つのプラスチック容器が入ったゴミ袋が、歩道から飛び出してきて… 私は避け切れなかった。というか、そのために急ブレーキを踏んだりや急ハンドルを切るという考えは浮かばす、そのままバスで轢いてしまったのである。その時の私はハイでもローでもなく、そのゴミ袋をゴミ置き場へ運ぼうとも思わず走り去ったけれど… なんとなく、苦ニシテル…