バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

折角の連絡なのに…

2013年12月09日 13時39分11秒 | バス運転士

今月から… ではない。先月から… だったかな? 先々月ぅ~ん… ま、とにかく… いつ頃からか、毎日毎日バスに無線が入るようになった。それは午前11時と午後3時の二回、日によって担当者が違うようで、男性だったり女性だったり… お年寄りだったり子供だったり…(それはウソ!)

まずは、聞き慣れない妙なお知らせチャイムが鳴り… その後、「業務連絡、業務連絡。運行中の全車両にお伝えします」という決まり文句から始まる。連絡内容は“運行カードをしっかりと確認して、発車時刻を間違えないように!”とか“バス停を通過する時には減速などして、お客様の見落としがないように!”とか… 運転士のミスを防止するための声掛けとなっている。

先日、ある交差点で信号待ちをしている時に午前11時になり… お知らせチャイムが鳴って「業務連絡、業務連絡。運行中の全車両に…」という声が聞こえてきた。ちょうどその時、信号が青に変わったので、私はバスを発進させ、歩行者や自転車に注意しながら交差点を左折、そこから50mほど先のバス停へ…

私は車内スピーカーを通して「ご乗車ありがとう~」と言いながらバスを止めて、車外スピーカーに切り替えて「お待たせしました~」と言いながら扉を開けて… と、そこで気が付いた。業務連絡の… 肝心の内容を聞いていなかったのである。まったく… 運転中の私は、口だけでなく耳までも使い物にならず… やっぱり神経が一本しかないようだ。(いや、アンタの場合、神経一本じゃなくて細胞一個だろ? ハハハ…)