夜空の星の撮影

夫はこの日も、まだ夜が開けそうもない早い時間に床を抜け出して夜空の星の撮影に出かけていきました。私は星の写真はまだ撮れそうに無いのでベッドの中です。

　私が丁度目を覚ました頃、夫が「やはり難しい。条件が上手く設定できない・・・」と、ぶつぶつ言いながら帰ってきました。

　冬の夜空の写真はとても大変そうです。まず、マイナス10度近くの気温で寒いこと。冬は道路から外れて車を止める場所がないこと。撮影に10分以上の時間が必要で、それを画面で確認するのに同じように時間がかかり、確認しなければ新たな設定条件が決まらないこと。家が建ってないような暗い場所でも、意外に外灯の灯りが洩れていたり、月の明りが邪魔になったりして、良い条件での設定が難かしいと言うことです。　

　いずれにせよ、寒空に長時間震えながら撮影する気力は、私にはありません。いつか、山に登った時に撮って見たいと思っています。