5月17日の飛行機で羽田へ飛び、しばらく主に娘の家に滞在してきました。神奈川県に戻ったのは、6,7年ぶりのことです。目的の一つは大学卒業53年目の同窓会が江の島で行われるので、それに参加するためでした。
昔神奈川県に住んでいたものの、江の島まで行くのは久しぶりで、懐かしい江ノ電に鎌倉駅から乗って見ました。江の島の駅から10分ほど歩いてやっと江の島に通じる弁天橋を渡り、20分ほどでやっと宿泊の宿まで到着しました。
泊まったのは老舗旅館の「恵比寿屋」で、創業350余年になるとかで、明治維新の元勲伊藤博文・三条実美・ 桂小五郎などの有名人が多数泊まったことがあるそうです。
私達は卒後50年の記念の同窓会はすでに終えて、後期高齢者以上になりますが、今回は女性14名、男性5名計19名の参加でした。会が始まるまで時間があったため、江の島界隈の散策をしました。丁度生シラスが獲れる時期で、あちこちで生シラス丼の店がありました。
展望台まで、「エスカー」と呼ばれている3つのエスカレーターの乗って、見物しましたが、江の島神社、日本三大の弁財天など通り過ぎ、珍しい「むすびの樹」に出会いました。根が1つで幹が2つにわかれているご神木だそうな・・・
植物園もありましたが、いろいろな花が咲いていて、特に目に着いたのは真っ赤な「ブラシの木」で、よく見ると試験管ブラシのような花が咲いていました。
展望台からの眺めは、曇り日のため期待外れでしたが、腫れの日には富士山も見れるようです。ヨットハーバーが眼下に広がり、東京オリンピックのヨットレースの会場になるようです。
同窓会を無事終えて、翌日、咋年末に突然急死されたクラスメートで親しかったYさんのお墓に行き、お参りしてきました。彼女は薬局を開業し、体操、食事、環境などすべてに気をつけて、健康そのものの生活をされていましたが、あっけないお別れとなってしまいました。緑に囲まれた静かな場所の桜の木の下に眠っていらっしゃいました。わが身は近い将来どうなっていくのかしら?と、いろいろと考えさせられました。