ホテルを出発して登別駅から温泉街にかけて2000本もの桜並木のトンネルがあると知り、車で通り抜けてみましたが、残念ながら花が散っていて、少し遅すぎたようです。
登別温泉近くの倶多楽湖畔にも立ち寄ってみましたが、曇り空で桜の花も期待外れでした。
洞爺湖に戻る途中の景色は、エゾ山桜が咲き、春爛漫という感じでした。洞爺湖への道路はいくつかありますが、以前、通ったことがあるオロフレ峠を越えて行くコースを選んで走り出したところ、高度が高くなるにつれ急に濃霧が湧いて、10m先も見えなくなり、おまけに曲がりくねった道路が続いて運転が大変でした。こんな時に灯りも点けずに運転する車や、頻繁にブレーキを踏む車があり、運転手の夫は大変そうでした。
洞爺湖周辺の道路に入ったところで、行きで見落としてしまった壮瞥公園の梅林を訪ねながら探したところ、道路から小さな脇道に入り、細くて急な道を上って行くと、目の前に青い湖を見下ろしながらの梅林の絶景が広がっていました。
ここは知る人ぞ知るスポットだそうで、枝ぶり良く広がる梅の花に圧倒されました。
幸いに青空も見えて来て、昭和新山や有珠山も眺めることができましたが、残念ながら羊蹄山は裾野の方だけしか見えず、また別の機会にぜひ来て、梅林を前景に洞爺湖と羊蹄山を写したいと思いました。
勿論桜の花も満開で、黄色いタンポポも春の景色を作っていました。
お天気にも恵まれ、春を満喫できたドライブとなりました。