突然話題が変わりますが、本の紹介です。次第に高齢になってくると、厚みのある本はなかなか読まなくなってきていますが、最近読んだ本をご紹介します。
昨年、母が亡くなりそのお通夜の前日に、久しぶりに末の妹と一緒に床に就いた時、妹から「呼吸が止まっているよ!」と言われました。「睡眠時無呼吸症候群」であれば、心筋梗塞や脳梗塞などにもなりかねないと考え、後日病院へ行って検査をしたところ、やはり「睡眠時無呼吸症候群」と診断され、治療を受けています。
1年ほど前から夜中にのどが渇いて目が覚めることが多く、先生にも「この状態では熟睡していないので、昼間にもうろうとすることはありませんか?」と、言われましたが、昼間は忙しくてそんな感じはしていませんでした。そんなことがあって呼吸法を気にしていたのです。
夫がアマゾンで購入したこの本を読んで、呼吸の仕方がとても大事であることが良く分かりました。
「人生が変わる最高の呼吸法」というこの本は、喘息で悩んでいた著者が、この呼吸法に出会い、医学的に研究して多くのアスリート達を指導して画期的な効果をもたらした内容が紹介されています。
一番驚いたのは「深呼吸」が体にとても悪く、酸素過多になると同時に二酸化酸素を吐き出し過ぎていて、血液に酸素を効率的に運べていない。と書かれていたことでした。また、鼻呼吸する事によって副鼻腔で作られる一酸化窒素を血液中に届ける事ができる。更には鼻詰まりも喘息も治癒できるという医学的な効果も詳細に書かれていました。
まとめると
*深呼吸は良くない。
*鼻呼吸をして、口呼吸は止める。
*腹式呼吸とともに深いゆっくりとした息の掃き出 しを行う。
*睡眠時に口呼吸をするとのどが渇くので、口にテープを貼って寝ると効果的
*運動時は特に鼻呼吸を意識する。
コーラスで指導者が「胸呼吸」でなく「腹式呼吸」をするようにと言われるのも、納得です。 興味がある方は一度読んでみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます