現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「ファンクラブ」で、ボロ儲け

2014-04-14 13:07:46 | 虚無僧日記
ファンクラブ運営は巨額ビジネス… GACKTさんの旧運営会社脱税事件で浮かんだ「台所事業」(産経新聞) - goo ニュース

なんや知らんが、「GACKT」の「ファンクラブ」運営会社が
脱税で摘発されたとか。でも「GACKT」さん本人は、運営
会社に関わっていないから、問題なし。

ふむふむ。以前から気になっていた。いろんなファンクラブがある。
ある人気作家の「ファンクラブ会長」という人に会ったことがある。
若い女性だった。

会社組織ではない。個人で勝手にネットで立ち上げ、1万人から
入会金1万円を集めた。それだけで1億円。会員の特典や規約などは
ネット上でアップしているから、パンフレットや募集広告などは
全く不要。「作家」だから、演奏会のチケットを先行販売する
こともない。ネット上のサイトには、新聞や週刊誌でも拾えるような
「講演会」のお知らせや、出版の予定などを載せ、あとは「会員相互の
情報交換」。サロンのようなもの。


つまり、元手はいらない。その女性は高級車を乗り回し、羽振りの
いい暮らし。不審に思った会員から訴えられ、警察沙汰になったが、
別に被害者がいるわけではない。当の作家の先生は「そんなファン
クラブがあることも知らなかった。名前を利用されただけ」という。

しかるべき情報をネットで流し、税金を納めさえしていれば、
なんのお咎めなし。で、ガッポガッポ お金がはいる。こんないい
儲け話はない。そんな「ファンクラブ」に定義や法規制はあるのだ
ろうか。

私にも「ファンクラブ」があったらなぁ。それには、先ずは 有名に
なるための“元手”が 必要でござる。