現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「汝、人を殺すことなかれ」

2014-06-26 05:17:56 | 社会問題
長男の病気苦に無理心中か 大阪市の民家で母子遺体(産経新聞) - goo ニュース

・6/25「人を殺したい」と散歩中の男性(70)を少年が刺す。
・6/24 長男(9歳)の病気を苦に、長男を殺して、母親 首吊り自殺。
・6/23 47歳の男「たばこの吸いすぎを注意された」と母親を包丁で殺す。
・6/20 90歳の元警官、将来を悲観して妻の首を絞める。
・6/20 「15歳の娘を刺して死のうと思った」父親。
・6/16 小1の長女の首を刺した母親を逮捕。 

親が子を、子が親を、夫が妻を、雇い主が従業員を、
ネットで知り合った女の子を・・・・・・・・と、連日報道。
いったい どうしちゃったのか。太陽の黒点が、また
異常なのか。サタン(悪魔)が、降りてきて、悪さ
しているのか。

いともカンタンに殺してしまう。よく殺せるものだ。
TVのサスペンスドラマでも、NHKの大河ドラマでさえ
人殺しばかり。これでは“人を殺す”という罪悪感が
麻痺して当然。そして「殺してみたかった」と。

“人を殺してみたい”という欲求は、私自身の心の中にもある。
まだ理性が勝っているからいい。

その理性を無くさせるのが軍隊だ。合法的に殺人が
許されるのは戦争。誰の心の中にも潜む“人を殺してみたい”と
いう欲求のはけ口として、為政者は「戦争ができる道を
開くべし」と主張しているようにも思える。

「性犯罪を防ぐため」という大儀名分で「慰安所」を設置
したのと同じ理屈か。

「人を殺してはいけない」と、3歳の子供でも判っている。
でも、戦争は無くならない。