現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

虚無僧パワーはどこまで?

2015-11-24 21:22:02 | 虚無僧日記

オウム真理教の林郁夫君は、慶応中等部の一期先輩。優秀で

医学部に進み、慶応病院の医師になったが、生真面目すぎる性格だった。

先進医療をほどこしても、亡くなる患者が絶えない。西洋医学では

病人を救えないことに悩み苦しみ、宗教の力を信じた。

 

免疫療法、自然治癒力、自浄作用は、たしかに効果がある。

しかし、それも人によりけり。

先日、歯が痛んだが、いつのまにか治ってしまった。歯医者にも

行かずに済んだ。死んでも医者にはいかぬ覚悟の私でござる。

 

以前、急行列車で、隣りに座ったご婦人がお腹をおさえて

苦しみだした。次の停車駅まで相当時間がかかる。背中とお腹の

両方に手かざしをしてあげたら、痛みが治ったとのこと。

私の場合、手を直接触れないのでセクハラで訴えられることは

ない。そういう体験を何度かしている。

 

モスクワに行ったとき、観客の中に、大きなお腹をかかえた若い

女性と夫のカップルがいた。妊婦さんだ。「おめでたですね。

尺八の『産安(さんあん=さんや)』という曲は 安産の祈りの曲です」

なんて(私はデタラメなと内心思っているが)、通訳してもらい、

おもむろに『産安』を吹いた。彼女は彼とにっこり微笑みながら

聞いてくれた。安らかな曲だ。私の意図が通じたかはわからぬが、

そうした思いを込めて吹く。虚無僧は「これでいいのだ」と思った。


気功治療開眼?

2015-11-24 09:42:21 | 虚無僧日記

一昨日、老人会に招かれて、尺八を披露していた時のこと、高齢のご婦人が

スーッと意識がなくなり、椅子の背もたれにふんぞり返り、目は開いたまま、

口も開けたままで、いびきが始まった。すぐ周りの人が気づき、「救急車を!」

との騒ぎになった。

尺八を中断して、私の両手をその方の頭の両脇にかざすこと数分で、目が

動き、救急隊が到着する頃には、完全に意識が戻り、「私、どうかしたの?

ぜんぜん覚えてない」と。一応、救急隊に支えられて、歩いて救急車まで行き、

病院へ搬送された。

私の手かざしで、意識が戻った! 私自身も半信半疑。

釈迦もキリストも聖徳太子も手かざしで病気を治す能力を身につけていた。

山伏も厳しい山岳修行の末に、そのような能力を得ると信じられている。

だが、大方は、そんな能力は得られず、インチキとさげすまされてもきた。

信じる人と信じない人。あなたはどっち?