只今 お彼岸中。あるお寺さんに招かれて講演してきました。
三日三晩 寝ないで いえ、寝て考えたネタです。よく練ったネタです。
練(寝)れてます。
「お坊さん、お坊さん。地獄ってホントにあるの? 天国ってあるの?
地獄ってどんなとこ? 天国ってどんなとこ? 」
「なに、天国も地獄もおんなじじゃ」
「えっ! 同じ?」
「あぁ、地獄も極楽も一言で云えば」
「ひとことでぇ? 」「そうじゃ、よく聞け。 “あのよォ” !」
?????
「そうじゃ あの世」
「なんだ、虚仮(こけ)にすんでねぇ」 ポカ ボカボカ!
「いててて、ああこれが地獄じゃ」
そこへ、一休さんを見知った人が通りかかった。
「これはこれは 一休どの どうなされた? 」
「いやぁ、今 地獄を教えとったところじゃ」
「なに、この方が あの有名な一休さん!? これは大変失礼いたしました。
さぁ、わが家へ きてください。おもてなしを」
そしてたんまり御馳走になった一休さん。
「あぁ これが極楽じゃ」
「もちっと判りやすく云うならば、『あれ、かわいい猫』というじゃろ。
猫がかわいいんじゃない。あなたにとって その猫は “かわいい” と
思えたかもしれんが、猫嫌いな人にとっては かわいくもない。
可愛いか、可愛いくないかは あなたの心が決めること。
天国があるか、ないかも あなたの心次第。