フエデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画『道』。
1954年(S29)の制作。
私がこの映画を初めて観たのは、もう40年も前。
モノクロの暗い映像は 強烈だった。
昨年だったか、世界の名画100選のアンケートに、
上位に入っていたから、今もって世界中の人に
「名作」として支持されているようだ。
大男で、ただ鎖を引きちぎるだけの芸しかできない
大道芸人に買われ、奴隷のように扱われながらも、
けなげに付き添っていく女の名が「ジェルソニーナ」。
“知恵遅れ”というが、そんなことはない。なかなか
愛くるしい。だが、男は彼女を粗暴に扱い、最後は
捨てるのだが、何年かして、男はジェルソニーナが
死んだことを聞かされて、大泣きするシーンで終わる。
見ていて涙は出ないが、ジ~んと重苦しいものが残る。
大道芸人たちのどん底の悲哀に胸を熱くするのだ。
大道芸人を見ると、このフエデリコの『道』を思い
出し、投げ銭をせずにはいられない。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
「一休と虚無僧」で別にブログを開いています。
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1954年(S29)の制作。
私がこの映画を初めて観たのは、もう40年も前。
モノクロの暗い映像は 強烈だった。
昨年だったか、世界の名画100選のアンケートに、
上位に入っていたから、今もって世界中の人に
「名作」として支持されているようだ。
大男で、ただ鎖を引きちぎるだけの芸しかできない
大道芸人に買われ、奴隷のように扱われながらも、
けなげに付き添っていく女の名が「ジェルソニーナ」。
“知恵遅れ”というが、そんなことはない。なかなか
愛くるしい。だが、男は彼女を粗暴に扱い、最後は
捨てるのだが、何年かして、男はジェルソニーナが
死んだことを聞かされて、大泣きするシーンで終わる。
見ていて涙は出ないが、ジ~んと重苦しいものが残る。
大道芸人たちのどん底の悲哀に胸を熱くするのだ。
大道芸人を見ると、このフエデリコの『道』を思い
出し、投げ銭をせずにはいられない。
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