おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

被災者いまだ27万人

2014年03月11日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス10度。晴れておって、昨夜から今朝にかけて積雪は1センチ程度。

けっこうな量の雪が降ると覚悟してましたけど、ほとんど降らなかったわけで、ホッといたしました。

一方、東日本大震災からきょうで丸3年を迎えたわけですが、いまもなお約27万人もの人々が避難生活を強いられておるという。

どうなってんだろ? もう3年だ!!

被災者も若い人ならともかく、同年代の方の気持ちを思うと、暗澹たる気持ちになりまする。

そりゃ、死にたくもなる。

60代を過ぎて、家を失い、家族を失い、そして寒いプレハブ仮設住宅で生活しておっては、明るい気持ちになど、なれるわけがありません。

宮城県石巻市では、この仮設住宅から、地主の都合で追い出されるところもあるという。

弱り目に祟り目とはこのことでござる。

土地はこれまで地主さんから無償で借り受けていた土地だというから、なんだかなぁとも思います

こんなもんは、首長さんが地主と直接交渉して、役場が買い上げりゃぁいい話だ。

「血の通った行政」とは、こういうことだろうと思うけど、役所は何してんだろ?

一方、ご当地北海道周辺は、いまんとこ、大きな災害の想定はありません。

だけど、首都圏を含め東南海地方では、首都直下型地震や3連動大震災が今後30年で70%の確率で想定されておる。

この確率なら、今後いつ大災害が起きても不思議ないというから、相当ヤバイ。

なのに、本州のあちこちで、人々が逃げ出す準備しておるとか、逃げ出したという話はサッパリ聞きません

そんな気配もないというからビックリだ。

みなさん、まことにノー天気なことでございます。

大地震が不安で、どこか安全なところに移住したくても、若い人なら、仕事のこともあり、そうは簡単にことは運びません。

ではありますが、おぢ以上の年齢ならば、家族で決断さえすれば、どこへでも出ていけますぞ。

60歳も越えておれば、住宅ローンも終わっておるだろうし、子育ても終わり、借金もないじゃんか。

加えて、ガレキになる前の土地や建物なら、そこそこの値段で売ることもできます。

とりあえず、「危険地帯」から逃げ出しておけば、仮設で過ごすような、悲しい老後は避けられます。

「諸般の事情」もあるでしょうし、「余計なお世話」でもあります。

ではありますが、「仮設で過ごす老後」といった大きなリスクは、なんとか、回避してくださいな。

しんどいと思うけどなぁ、、、

そんなことを、本州に住むお友だちの皆さまにお願いしたりする3年目の3.11の朝でした。