おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

PM2.5とスモッグ

2014年03月27日 | Weblog

 

午前5時の気温はマイナス4度。まだ薄暗く、辺りは霧のようなモノに覆われております。

霧と思いたいところですが、もしかすると話題のPM2.5とか0.5かもしれませぬ。

どうやらご当地北海道の西部にも中国からあれやこれや、なんだかんだが流れてきておるらしい。

おぢが小学校の高学年から中学、高校にかけては、冬の札幌も酷いことになってました。

当時はスモッグと呼ばれておったね。

そのころの都市部の家庭の暖房燃料はというと、そのほとんどが石炭でござった。

いまの中国とほぼ同じでござる。

中にはコークスを燃料としておるお金持ちや重油や灯油のボイラーを使っているところもあったかしらんけどね。

高度成長の波に乗って、家庭暖房が石炭ストーブから次第に石油ストーブに代わっていく時代でもありました。

冬の街を歩くと、煙のにおいがし、空をスモッグが覆い、日中でもどんよりした空模様でござった。

そもそもスモッグという言葉、産業革命あたりから英国で使われ初めた造語だったような。

そう、スモーク(煙)とフォッグ(霧)でござる。

市内のスキー場から街を見下ろすと、そのスモッグが街を覆い尽くしておりました。

当然のことながら、市民の鼻の穴も顔も真っ黒。

正直、朝夕の外出時は、息苦しいこともあったりいたしました。

そうそう、当時はそれに加えてスパイクタイヤによる粉じんがプラスされておりました。

車のスパイクタイヤが、舗装道路の路面を引っ掻き、これが粉じんとして舞い上がっておったのです。

当時の子どもの肺、いまの中国並みに怪しいことになっておった。

考えてみたら、おぢの場合は二十歳前にタバコも吸っておりましたね。

禁煙したのは30代で3年、40代でも3年、そして50代半ば過ぎてから完全に止めましたけど、とりあえず吸ってた時間の方が圧倒的に長い。

よって、子どものころのスモッグとタバコの影響で、肺気腫やらなにやら肺の病気がたいそう心配じゃ。

この先、酸素ボンベを引っ張って歩くなんてことになったらと考えたら、ぞっといたします。

そんなことですが、今朝は昨夜のズンバでくたくた疲れて寝たおかげで、スキッとした目覚めでござった。

ズンバのいいところは飛んだり跳ねたりといった、年寄りは普段絶対しない動きがあること。

飛んだり跳ねたりといった運動は、足の骨へ刺激を与え、骨密度を上げるのです。

カルシウムなどのサプリも必要か知らんけど、骨への直接刺激こそ、骨密度を上げるには良いそうですぞ。

ではありますが、世間ではロボットスーツだそうな。

とりえあえずは株価に効いておりますけど、こりゃ寝たきり老人が激減するかもしれませぬ。

とはいえ、ロボットスーツに頼らないで済む体を維持することが大事だね。

定期的な運動は、定年後のお暇な皆さんに、特にお勧めなのでござる。