午前7時の気温はマイナス7度。晴れの良い天気です。
春の気配がそこここに漂う朝でござる。なんとも気持ちがよろしい。
おぢとハニさーんは、昨夜のズンバで身体のあちこちが筋肉痛でござる。
その代わりといってはなんですが、背中のコリや張りが取れて、シャキッとしております。
いつものおいしい朝食を、外をぼーっと眺めながらいただいておったら、左前足を引きづったキタキツネが我が家の前をそそくさと通り過ぎて行きましたです。
「あっキタキツネ!!」とおぢが言ったら、ハニーさんはシャキン!と立ち上がり、ニャンコの無事を確かめに、いまにも外へ出る勢いでござった。
「いや、もう通り過ぎちゃったよ」とおぢが言わんかったら、子を守る母親のごとく、ハニーさんは玄関から飛び出したに違いなのです。
「ネコ好き」のお方の気持ち、おぢにはよくわかりませんです。
トイレ掃除だけは、毎日淡々としてますけどね。
さて、
今週号の週刊現代、古賀茂明さんの官々諤々「『恐怖の3点セット』で、いざ戦争」が興味深いです。
安倍総理の進める集団的自衛権の行使。これを「憲法解釈の変更」だけでやろうと叫び出したことを厳しく批判しておる。
ようは集団的自衛権を行使すると、どんなことが我がニッポン国に起きるのか、しっかり解説しておるのです。
そして、「集団的自衛権」「国家安全保障会議(NSC)」「特定機密法」の3つは、「恐怖の3点セット」なのだとしておる。
例えばとして「イランが米国に先制攻撃しようとした」これに米国は「これは自衛戦争だから日本も参戦して欲しい」とオバマが安倍総理に電話する。
そうすると閣議ではなく、たった4人の大臣によるNSCが開催され、議事録のないまま、参戦を決めることができるのだそうな。
仮に反対する大臣がいても、記者会見すれば、特定機密保護法の機密漏えいの共謀・教唆犯になってしまうのだそうな。
つまり「恐怖の3点セット」で無用な戦争に簡単に巻き込まれることになるのだそうな。
そして、日本の自衛隊はイランへ行って、イラン人を殺すことになる。同時に自衛隊員も多数死ぬ。
こうして日本人はイラン人から恨まれ、世界のあちこちを旅行する日本人はテロの危険にさらされる。
しかも今度は偶然テロに巻き込まれるのではなく、テロのターゲットの一つとしてニッポン人が狙われる。
古賀さんは最後に「『殺し殺される国になる』、その覚悟が日本人の一人ひとりにあるのだろうか」と問いかけておる。
この際はっきり申しましょう。おぢにはそんな覚悟、まるきりありませんです。
そんなことですから、この先も気持ちよく海外旅行したいおぢは、集団的自衛権なんぞは、たいした困るのです。
先の大戦で多くの兵士を餓死で亡くし、一般国民も原爆や空襲で殺された我がニッポン国、もう戦争はこりごりではなかったか。
「もう戦争はしません」と誓った憲法なのです。
これを逸脱することを、「解釈改憲」なんぞで容易に許してはいけませんです、ハイ!!