おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「鍋壊し」

2014年03月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス1度。

いよいよ朝の気温がプラスじゃ!! 

天候はどんより曇り空で少し風もありますが、そこここに春の気配もするような…

きのうは当管内の黒松内町で、日中の最高気温が全道一高い13度にもなったとか。

ただし、写真のようにご当地の雪解けはあんまり進んではおりません。

おぢとハニーさんは、小樽へ買い物ツアーしてましたが、天候に恵まれて約1時間の快適ドライブでござった。

そして、いつものように新南樽市場で、ナメタガレイの干物やサケの味噌漬け、サバの味噌漬けなどなど、ごっちゃり買ってきたのでござる。

これらは冷凍して、この先毎朝我が家の食卓をにぎわすのでござる。

うめぇどぉぉぉ、、、

でもって、ビックリ仰天たいした驚いたのですが、おぢの大好きな「ドトール」が、ウイングベイ小樽から姿を消したのです。

これにはチョーがっかり!!

長年、コーヒーとジャーマンドックばかりいただいてました。これ絶品だったんだけどなぁ。

そもそも北海道では札幌市中央区に1980年代初頭にドトールができた。

須貝ビルで映画を観る前に、ここでジャーマンドックをいただくのが定番でしたね。

狸小路2丁目にあった席数10ほどの小さな第1号店も、すでにない。だけど、いま検索したら札幌市内には計9店舗もあるのです。

なのに小樽から姿を消すって、なんじゃらほい!?

クドカンもドトールで原稿書いておるとか申しておりましたけど、おぢにとっても憩いの場が消えてまことに寂しいのです。

倶知安でも余市でも、管内のどこぞで復活して欲しいですけど、どうよドトールさん!!

そんなこんなで、たいそうがっかりしたものの、ディズニー映画「アナと雪の女王」なんかを楽しく観て帰ってきたのです。

でもって昨夜は小樽で買い求めた「カジカ」でカジカ鍋をおいしくいただいたのでした。

カジカ鍋は、ご当地北海道では別名「鍋壊し」と申します。

旨くて、旨くて、鍋をガシガシ壊してしまうほど、ってことなのです。

これもいいカジカが手に入らないとダメなんだなぁ(本州でいうところのカジカとは別物ですのでお間違いなく)。

過日もオープンしたばかりのスーパーで売っておったので、買い求めたのですが、なんだか身がぱさぱさで大失敗でござった。

今回のは、目の前で捌いてもらったもので、まことに新鮮。いい出汁が出て、文字通り鍋も壊さんばかりにいただいたのでした。

ついでながら以下は「カジカ鍋」の美味しいレシピでござる。

(1)出刃包丁でぶつ切りにしたカジカをきれに水洗い。

(2)ジャガイモ、ニンジン、ダイコンを鍋で下茹でします。

(3)別の鍋でお湯を沸騰させたところへ、ぶつ切りのカジカを放り込む。

(4)きれいにアクを取って、茹であがった先ほどの野菜を加えます。

(5)そこへ味噌とすりおろしたショウガを加えて、味を整える。

(6)あとはネギや白菜などの野菜を加えて完成です。

出汁なんぞは使いません。カジカからいい出汁が出るのです。

「鍋壊し」いまどきの道産子は、食べるんだろか? 庶民の味ですけど、北海道料理の専門店でもメニューにしてほしいと思う、逸品でなのござる!!