おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

自民300に届くとか、嗚呼!!

2014年12月12日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス5度。パウダースノーが深々と降ってます。

きょうは終日こんなお天気らしいです。ニセコは真冬に突入じゃ。

外国人も徐々に増えてきております。

さて、

今回の総選挙、新聞によると自民党が300議席に迫る勢いを保っておるそうな。

与党は衆院で3分の2を確保するらしい。

いよいよ改憲ってことになるんだろ。

ま、国民投票も残ってはいますがね。

そんなことで、これまで触れていなかった「集団的自衛権行使容認」「憲法改正」が自民党候補の演説にも出始めておる。

300議席を得たあとは、これらも「信任を得た」として、さらに一歩も二歩も進めようということらしい。

いまさらながらですが、「小選挙区制」とは、とんでもないシステムだったのですなぁ~

民党が300議席というけれど、有権者の過半数を得てなら理解もするけど、実際にはわずか2割の支持でこうなるから怖い。

日曜日の投票率は、5割前後と「戦後最低を記録」するのだろう。

棄権者が多いのも問題だけど、有権者の2割の支持でなんでもかんでも変えてしまえる選挙制度はいかにもおかしい。

投票するとなんらかのインセンティブが得られるようにでもしないとダメってことだけど、与党がそんなことをするはずがない。

投票率が低ければ低いほど有利だもねぇ、与党は、、、

ま、先のないおぢ世代が目先出来ることといえば、野党に投票するってことぐらいか。

ニッポンの戦後政治、多くの問題もありましたが、それでも多くのニッポン人は豊かになり、幸せに過ごしてきました。

だけど、これからは大きく方向転換することになる。

戦争、紛争でひとりの死者も出したことのないのが大きな誇りであった自衛隊も過去のことになる。

若いニッポンの自衛隊員が、世界の紛争地域で犠牲になる可能性が次々起こることも視野に入る。

「あの国は許さん」「この国はけしからん」と号令をかけるのは戦場に決して行くことのない年寄りと決まっておる。

そして犠牲になるのは、いつも若者でござる。

クラクラする世の中が、容易に想像できてしまう、今回のアジャパーな総選挙なのでござる。