おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニッポン経済の先行き

2014年12月04日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス6度。積雪は10センチほどでしょうか。

いよいよニセコの冬、豪雪がやってくる気配でござる。

朝の体操を終えて、デッキの除雪をしてきましたが、サラッサラの粉雪でござった。

スキーヤー、スノーボーの皆さん待望の雪でござる。

とはいえ今日の時点ではヒラフスキー場はまだ滑走不能でござる。

おぢもずんずんとスキー気分になってまいりました。

今年もぱふぱふ狙いでスキー場へ「ひろみGO」なのでござる!!

昨夜は、恒例水曜ズンバでたっぷり汗を流して、いい気分でビールをいただいましたです。

木曜にはジムでタイ美人リリーさんのズンバがあって、月曜は「オーチャーズ」でもあるわけで、選択の幅が広がってたいしたいい。

いずれにせよ、ジャブジャブ汗をかくのは気持ちがよろしいのです。

おかげで今朝も体調良好、ウ〇チも1本モノのJの字なのでござる。

さて、

12月13日号の週刊現代は「1年後の日本経済はこうなっている」だ。

どうなっておるのか?

まずは円安がさらに進むってことらしい。

ってことで、さっそくおぢのお好みである豪ドルを買うことにいたします。

この円安で何が起きるかというと「世界的なビジット・ジャパン」だそうな。

ようは外国人観光客が飛躍的に増えるってこと。ここらあたりはおぢでも想像できる。

地方の旅館の業績が伸びたり、百貨店、家電量販店、ドラッグストアに観光客が詰めかけるってわけだ。

世界的にみて割安な「ニッポンの不動産にも海外からの買いラッシュ」だそうな。

そんなこんなで、ご当地ニセコの土地はさらに買われる構造らしい。

日本全体はともかく、ご当地周辺はたいした潤う気配です。

その一方、円安倒産も加速する。

過日も書きましたけど、中小の製造業は輸入する素材費が高騰して収益を圧迫、ようは北海道弁でいうところの「まかたしなく」なるのです。

円安に泣く業者、業界もさらに増えるってこと。

また外食産業はコンビニ弁当、ハンバーガーなどがジャンジャン値上げとなるそうな。

ではありますが、株高は続くのだそうな。

過日も書きましたとおり「不景気の株高」でござる。

ってことで全体としては不景気で物価高、つまりはおぢも指摘した通り「スタグフレーション」だそうな。

年金生活者の生活を直撃するってことになる。

円安で儲かる一部の大企業と、ニッポンの7割の労働者が働く中小企業の格差拡大も、さらに進むらしい。

「1億総中流」と言われた時代が懐かしいなぁ。あのころがニッポン人にとっては一番いい時代だったってことだ。

まだ、ソビエト社会主義が元気な時代で、資本主義はこれに対抗する意味で、中流層に優しい政策をしました。

いまはすっかり格差社会が進行し、ニッポンがアメリカ化したり、中国化したりしてきておるような…

また、田村秀男さんと、山崎元さん、中原圭介さんという3人の経済専門家による「株式会社ニッポンに未来はあるか」と題した鼎談もござった。

安倍総理は、17年の4月には消費税を確実に上げると宣言しておるけれど、「どんなに景気が悪くなっても消費税は上げます」というのは相当ヤバイと皆さん見ておる。

期日を決めたのは、なんとしても増税したい「財務省対策」だ。財務省にベンチャラして政権の延命を図るということ。

山崎元さんはこれを「危険なギャンブルだ」と申しております。

ただし、そこまで政権が持つかどうかという問題も、あるにはあるのですがね。

さらには「年金カットによる老後不安」は増してくるそうな。

「年金支給開始年齢」は今すぐにでも上げないと、財政的にはまずいレベルだそうな。

働ける人は延々働いた方がよろしいってことらしい。

医療費も今後は、いまの1.2倍から1.5倍にしないとダメらしい。

ボーッとしておってはおぢたち世代はもちろん、若い世代も相当ヤバい。

さらに「国債の暴落→国の財政破たん」については、当面ないだろうとしておる。

ここは良かったね。

「人口減少と経済成長」については、やはり「第3の矢がいつまでたっても飛んでこない」のが問題だと山崎元さんも指摘しておる。

これについては、同号の古賀茂明さん「官々諤々」も「安倍総理は『私のドリルで岩盤規制に穴を開ける』と胸を張ったが、そのドリルは、ずっと空回りのままだった」と手厳しいことになってます。

財務省にベンチャラしておる政権ゆえ、岩盤規制に穴などと威勢のいいことを言ってもムリってこと。

民主党政権に至っては、いいように官僚さまにやられたしねぇ。

これら専門家は、最後に将来性のある企業として、省エネ、環境をあげておりました。

水素エネルギーや燃料電池といった部分は大きな可能性を秘めておるそうだ。

そんなこんなで、2015年のニッポンはいい年になるんだか、ならないんだか、よくわかりませんなぁ、、、