おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

映画「鑑定士と顔のない依頼人」「ミッドナイト・ガイズ」

2014年12月13日 | Weblog

 

午前10時の気温はマイナス4度。

昨夜から今朝にかけて20センチのパウダーが降ったもんだから、朝一でスキーに行っておりました。

いい雪ですけど、まだまだ滑ることのできる斜面が少ないので、イマイチか。

風も出てきて寒かったので、じーさんは3本だけ滑ってトットと帰ってまいりました。

田舎ゆえ、普段は歩くことも少ないためか、昔より筋肉が落ちて、細くカッチョ悪いおぢの太ももは、あっという間にパンパンになったのでござった。

ご当地の本格的なスキーシーズンは、来週以降でしょうかね。

先日、

TSUTAYAからDVDを借りて、夫婦して楽しみました。

ここんとこさっぱり映画をみておらんので、かねてから観たかった2本を借りてきたのです。

1本は2012年のアメリカ映画「ミッドナイト・ガイズ」。

主演はアル・パチーノにクリストファー・ウォーケンという演技派スターなのです。

不良じーさんが大活躍する映画です。

長く刑務所暮らしだったアル・パチーノを迎えに来たのは、親友だけど彼を殺さないとならないクリストファー・ウォーケン。

でもってこのアル・パチーノ演ずるろくでなしが、とんでもない不良じーさんでなわけで、娼婦は買うは、車は盗むはなのです。

でもって、殺さなきゃならない親友だけど、なかなか殺せず…

ってお話なのですが、元は不良だったかつてのあんちゃんが、すっかりヨレヨレじーさんになっても、しっかり不良してるのがたいしたカッコいいのです。

50歳以上で元不良だった皆さんが、たいした元気になる映画のでござる。

もう1本は監督で借りました。

ジョゼッペ・トルナトーレと聞いても知らん人も多いでしょうが「ニュー・シネマ・パラダイス」の監督じゃ。

この監督の映画「鑑定士と顔のない依頼人」、これもたいした映画らしい映画で、シビレました!!

潔癖なじーさんでひとり暮らしの高名な鑑定士が、顔の見えない女性の依頼人に美術品の鑑定を依頼されるところからストーリーは展開します。

これが謎が謎を呼ぶ大変な脚本になっておるのです。

そしてこの鑑定士は若者から恋の手ほどきを受け、やがて恋は成就するのですが…

イタリアのアカデミー賞にあたる映画賞で、作品賞、監督賞、音楽賞など6部門に輝いた2013年公開の傑作でござる。

上記「ミッドナイト・ガイズ」のラストシーンは、ポールニューマンとロバートレッド・フォードの傑作シネマ1970年公開の「明日に向かって撃て」のオマージュでしょうか?

下記「鑑定士と顔のない依頼人」は何とも切ないエンディングですが、映画としてはチョー1級品。

いずれもTSUTAYAでレンタルできる年末年始に楽しめるお勧め映画なのでござる!!