おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

健さん、文太さん、嗚呼あの東映は…

2014年12月02日 | Weblog

 

風がごうごう、びゅーびゅー唸りを上げる予報通りの大荒れの朝でござる。

午前6時の気温はマイナス3度。真横だったり、斜めだったり、下からだったり、あちこちから吹き付ける強風で凄いことになってます。

ですが雪の量は少ないので除雪しなくてよろしい感じ、そこはホッとしております。

予報は大雪に強風波浪ってことですから、きょうは外に出てはいけない日なのでござる。

…ってこれから外に出て、ニャンコにご飯を食べさせて、3つあるトイレの掃除もするのです。

朝からクラクラしますです。

昨夜はヒラフスキー場そばにあるミシュラン2つ星レストラン「kAMIMURA」で、恒例の会食をいたしました。

懇意にしていただいておるおそば屋さんに誘われ、破格の料金にしていただけるというので参加したのです。

我が家にはとても敷居の高いレストランですが、今年はデザートまで8品をおいしく楽しくいただいたのでした。

そのおそば屋さん「いちむら」は、お店を札幌の蕎麦と日本料理の店「驚」に譲り、正月後には完全リタイアするそうなのです。

ご当地を引き払って札幌へ戻ってしまうそうで、なんだか寂しいことになってます。

寂しいことになっておるといえば、またしても訃報でござる。

俳優の菅原文太さんが亡くなっておったそうな。

世代によっては映画「トラック野郎」でしょうけど、おぢ世代にとってはなんといっても実録ヤクザ映画「仁義なき戦い」でござる。

文太さん演じる広島ヤクザ「広能」のカッコよかったことったら!!

この広能と山守という困った親分を演じる故金子信雄さんの絡みなんか、面白くて、面白くて…

金子信雄さんと同様、料理で知られる梅宮辰夫さんなんかも、眉毛が無くてたいした怖かった。

手持ちカメラのによる迫力あるシーンは深作欣二監督の真骨頂でしたね。

過日亡くなった高倉健さんも、おぢ世代はなんといってもカラクリ紋々を背負って「死んでもらいます!!」とセリフを決めた「昭和残侠伝」シリーズ。

おぢも旧友Sを主演にした8ミリ映画「西高無常 男の残雪」というアホなのをつくったし…

この映画は、一部がNHKのローカルニュースで紹介されました。

学校祭での上映の模様や当時の高校生を取材したNHKのニュース企画のごく一部でござった。

8ミリ映画を持って札幌放送局に行き、帰りにタクシーチケットを貰ったのですが、これは後日ススキノで呑んで帰るときに使ったりしたりしたのでした。

今から考えれば、とんでもない高校生だったのでござる。

それにしても、高倉健に菅原文太が亡くなる時代だ。

おぢも歳をとったものです。

合掌!!