おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「新雪谷」と書いてニセコっす!!

2014年12月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス6度。

昨夜から今朝にかけての積雪は15センチほどでしょうか?

ずんずんニセコらしい景色になって来ております。

ニセコといえば、先日ヒルトンホテルにできた新しい施設を見てまいりました。

TVでも紹介しておりましたけど、町屋づくりの日本家屋風で、高級な郷土料理店なんぞもあって、富裕層向けの買い物と食事のお店が連なっておるのです。

その入口には門があってそこには、なんと「新雪谷」と書いてあるではないですか!!

そう、これまでニセコは「二世古」と表記しておりましたけど、これを中国向けに「新雪谷」と表記することにしたのは、お隣ニセコ町役場だ。

これまでは町のホームページだけでこう標記しておるに過ぎなかった。

それじゃぁどもこもならんと思ってましたけど、ニセコ町役場も本格的に新標記の普及に乗り出したということ。

たぶんヒルトンもこれに従ったわけで、いわゆる「お役所仕事」にとどまらず、しっかり努力した成果ってことで、そりゃもう大評価いたします。

とはいえ、これではニッポン人がさっぱりニセコとは読めないわけで、ここらあたり全国レベルで告知する必要がありそうだ。

NHKが全国ニュースで取り上げる方策を役場も考えるといいね。

とにもかくにも、「二世古ではなくなって、新雪谷になりました」って、国民にアピールしないことには、とりあえずニッポン人さっぱり読めませんし、なんのことかわけわからん。

ま、こういう言葉は「言い続ける」「やり続ける」「新規に必ず使用させる」ことを徹底させていけば、50年もすれば定着するかとは思います。

なにせこれまでの二世古はというと、中国ではさっぱりあかんイメージなのだそうな。

まずなんといっても、一世ならともかく「二世」ってのが、そうとうイメージダウンらしい。

それに加えて「古」が付く。新しいのならいいけど古いのでは、どもこもならんというのです。

それもこれも「富良野」との比較がある。

富良野は「富(おカネ)に良い」と書くわけで、いいも悪いも「比較にならん」レベルで良いイメージなのだそうな。

そんなこんなで拝金主義の中国人に、富良野は大人気らしい。

きれいな花壇や美しい風景が、あちこちにあって、しかも無料で見学できるというあたりも中国人にはたいした魅力だとか。

そんなメンドクサイ皆さんには、ご当地には来てもらわんくていいような気もしますが、なにせごっちゃりカネを落としてくれる大事な客じゃ。

大声で喧しい中国人にべんちゃらする必要もないけれど、文字づらだけで嫌われるってのも、住民としては気分が悪い。

ここはなんとしても新雪谷を普及してもらわんとね。

そんなことで、おぢはこれに協力するため、マイクロソフトの「オフィスIME2010」に地名として登録、送信いたしましたです。

これでとりあえずおぢがパソコン上で「にせこ」と打てば、新雪谷と表記されることになりました。

登録したから、この先皆さんのパソコンでもこう標記されるのか?

こういうことこそ役場の仕事だろう。

「ATOK」なんかにも登録するとよろしい。

そんなこんなでとりあえず、新雪谷と書いてニセコですんで、まずは数少ない当ブログの読者の皆さん、ヨロピクで~す!!