おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

シングルマザー

2014年12月27日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス7度。

今朝は5センチほどの積雪で、ホッとしております。

きのうは35センチだったそうな。

この量、1日としてはけっこうなものです。40センチ降る日もあったりはしますがね。

そんなことで、きのうは朝一スキーに行ってまいりました。

もちろん目的は深雪でござる。

ふあふあ底付きしない浮遊感たっぷりの滑りを楽しみましたけど、いかんせん、山のお天気が吹雪。

3本でそそくさと帰ってまいりました。

でもって、そこから怒涛のような除雪作業をいたしましたです。

おんぼろ中古の除雪機が屋根の下でフル稼働。

デッキでも小さな除雪機が奮闘するはずでしたけど、なんと雪が何度も詰まってしまって、うまく動いてくれないのです。

どうやら、前日は湿った雪がけっこう降って、その後気温が下がってふあふあ雪になったようなのです。

おかげで除雪機に雪が詰まってしまうわけ。

雪と一口でいいますが、なかなか一筋縄ではいかないのです。

そんなことで、デッキは手動での除雪となったわけで、これはこれで結構しんどいことになってます。

ハニーさんが「デッキの係」でしたけけど、きのうは真狩の母親の買い物だったのでお供をしたので不在だったのじゃ。

ってことで、朝は深雪スキーで、午後から夕方まで延々除雪と、しんどい一日でござった。

雪ってのは、ときにお楽しみでもありますが、ときに苦役もあるわけで。

なんでもそうですが「二律背反」、いいことも、悪いこともあるのが、豪雪ニセコの一日なのでした。

さて、

東京新聞に興味深い記事が載っておりましたです。

離婚し子を持つ母親が、シェアハウスに住んでおって、そこに男性がいるから「児童扶養手当と児童育成手当」が打ち切られたという。

東京都国立市のお話でござる。

シェアハウスに住んでおっても、男性と交際しておるわけでもなく、同棲しておるわけでもないのに「事実婚」とみなして支給を打ち切ったのそうな。

この根拠が34年前かつての厚生省の課長通知だという。

ようするに、男と同居しておるので「婚姻関係」としたわけだ。

まことにお役所らしい対応ですなぁ。

ではありますが、シェアハウスを隠れ蓑に、事実婚しながら上記手当を受け取る不埒モノがいないとは限らない。

難しいところです。

だけど、母子家庭に育ったおぢとしては、「生活実態に目を向けないのはおかしい」というNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」を支持したいところでござる。

離婚した女性が、子育てしながら生きていくというのは、生半可なことではありません。

亡くなった母親が離婚したのはおぢが3歳、昭和29年のことでござった。

その後は再婚もせず、おぢを育ててくれた苦労は、バカ息子なりに知ってはおるのです。

法律を悪用する、どもこもならん輩はいるのでしょうが、ここはそれよりシングルマザーを救済する方に重きを置いて欲しいと思うけど、どうよ???

杓子定規な国立市さん!!